毒物カレー事件の顛末から～これが「被害者王国・ニッポン」の姿かも知れない

久しぶりに大騒ぎになった「毒物カレー事件」

林真須美死刑囚の手紙が紹介されたり、家族がインタビューに答える姿を見る。

しかし「やっていない」と言うだけで「説得する材料」が無い現実。

こんなやりとりは「日常生活」でも、当たり前の様に多々起きて居る気がする。


「自分が悪くても認めない・あくまでも責めた人間が悪い」

「他に言い訳がましい話をして“人情話”に持って行こうとする」

「挙句の果ては“あいつは良い奴”のフォローまで行う」


今の日本に起こって居る数々のトラブルを振り返れば良い。

今迄「物を壊した⇒注意を払わなかったから悪い」

現在「物を壊した⇒置いてある事自体が悪い」


一例を採っても「盗人猛々しい話」と言われた過去が「かわいそう」に変わって居る。

その事件が発展すれば「人を殺める話」になるのではないだろうか。


まあ、判らない人間は結構だ。

しかし各地で「無意識の犯罪者」が街を闊歩している現状。

ヤクザが力を持たなくなれば「チンピラ」が増える。

そんな感じで「被害者意識の犯罪者」が増えたのかも知れない。



もう「隣人」を信じられなくなる時代が来たのか？

いや「そうではない」と信じたいだけである。

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毒物カレー事件、真須美死刑囚　７月にも再審請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000088-san-soci
(5月26日7時57分配信 産経新聞)

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