麻生内閣 人呼んで「浣腸解散」で幕が下りた

様々に称される「解散の名称」がある。

ここで「結構派手な解散もあったっけ」と歴史を振り返ってみたい。


昭和28年3月14日「バカヤロー解散」
　　　　　☆第4次吉田内閣　（可也有名な解散・口げんかの様なエピソード付き）
昭和30年 1月24日「天の声解散」
　　　　　☆第1次鳩山内閣　（代表質問中の解散）
昭和38年10月23日「ムード解散（予告解散）」
　　　　　☆第2次池田内閣　（所得倍増論を問うた解散）
昭和41年12月27日「黒い霧解散」
　　　　　☆第1次佐藤内閣　（国会召集1日の解散）
昭和51年12月 9日「ロッキード選挙」
　　　　　☆三木内閣　（戦後唯一任期満了を迎えた解散）
昭和55年 5月19日「ハプニング解散」
　　　　　☆第2次大平内閣　（たった7ヶ月で解散した）
昭和58年11月28日「田中判決解散」
　　　　　☆第1次中曽根内閣　（田中批判を問う解散）
昭和61年 6月 2日「死んだふり解散」
　　　　　☆第2次中曽根内閣　（自民304議席の圧勝だった）
平成 2年 1月24日「消費税解散」
　　　　　☆第1次海部内閣　（土井ブームで社会党躍進）
平成 5年 6月18日「政治改革解散（嘘つき解散）」
　　　　　☆宮沢内閣　（自民党分裂が起こりで野党転落）
平成 8年 9月27日「小選挙区解散」
　　　　　☆第1次橋本内閣　（小選挙区制を導入した）
平成12年 6月 2日「神の国（ミレニアム解散）」
　　　　　☆第1次森内閣　（首相失言が相次ぎ解散を求められた）
平成17年 8月 8日「郵政解散」
　　　　　☆第2次小泉内閣　（自民大勝・ご存知の解散）


ところが今回は「閣僚にボロボロにされた挙句」の解散である。

はっきり言って、こんな情けない解散は史上稀に見る状況である。


その様を「わかりやすく」例えてみよう。

　「ボクうんこしたいんだ」と周囲に便意を模様す訴えをする。
　　　　　　　　　　↓
　「もうチョッと我慢しなさい」と周囲に促される。
　　　　　　　　　　↓
　「うんこしちゃいけない」とずっと何日も我慢し続ける。
　　　　　　　　　　↓
　顔面蒼白になり「お腹が痛い」と周囲に訴える。
　　　　　　　　　　↓
　周囲は「大変だ」って事になり大騒ぎする。
　　　　　　　　　　↓
　ところが原因を追究すると「うんこ我慢」が判明する。
　　　　　　　　　　↓
　周囲は大笑いし「浣腸」して事無きを得る。


笑って居る場合ではない。

今回は「誰も麻生さんを責められない解散」かも知れない。

そう「解散＝うんこ」を我慢した結果に見えるからである。


だからワタシは非難を承知で「浣腸解散」と称させて頂くのだ。

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＜衆院解散＞迷走続けた「選挙の顔」　首相、遅すぎた決断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000042-mai-pol
7月21日13時16分配信 毎日新聞

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