飲酒・酒気帯び運転は基本的に「殺人未遂」です！

＜飲酒運転＞全国取り締まり、４９９件検挙　警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081206-00000037-mai-soci
(12月6日11時56分配信 毎日新聞)


免許を取得して27年のワタシ。
いわゆる「ベテランドライバー」だ。

飲酒・酒気帯び運転に対して考える事はただひとつだ。
表題のは「未遂」と書いたが「人殺し予備軍」が正解だ。


偽善者の様な事は書きたくないので、ワタシの経験を書く。

実はまだ若い頃「酒気帯び運転」をした事がある。
もう20年も前の話だから「時効」と言う事でお許し頂きたい。

友人の自宅で飲んで居て「緊急事態」が発生した。
仲間の一人が「酒乱」の状態になりバイクに乗って走り出したのだ。

「これはまずい」と、警察を呼ぶ訳にも行かず、已む無く運転した。
田舎町での深夜のバイク暴走は、意外に捕まえるに時間がかからなかった。
そう「田んぼの側溝」に突っ込んで自爆したのだ。

ワゴン車を運転して、何人かで乗って居た。
全員が一致協力してバイクを引き上げ、縄でその男をしばった。
大暴れしたが、多少怪我をしていたので、已む無くやった。

直ぐにまた車を運転して、友人の家に戻り手当てをした。
その時に運転して居たのは他ならぬワタシだった。

正直言って、追いかける事に集中していた行く時より、帰りが怖かった。

安堵感にひたって「事故」の二文字が、少し消えかかったからだ。
当然通常よりも、ハンドリングやブレーキングの感覚が違った。

「これが泥酔だったら、無意識に人を轢いてしまうな。」

その時に、つくづく「飲酒運転」の怖さを考えたのだ。


不幸中の幸いは「対向車がまるで居なかった事」だけである。

そして「深夜2時の出来事」だったから尚更である。


体験して考えた事は「緊急性が無かったらどうなるか」だけだ。

楽しい気分で酒を飲んで、楽しい気分で運転する。
その感覚には、無論「道路は自分だけが走って居るもの」になる。
当然「他の車は走っていない」「人は歩いていない」だろう。

そこで信号に突入したり、後ろからぶつかったり、人を轢いたり。
当たり前と言えば当たり前の事故が起きる。

中には「常習者」が居て「代行代が勿体無い」があると思う。
そして、自分を過信し「俺だけは大丈夫」があると思う。


そもそも人間は「機械」ではないだろう。

機械だって故障しておかしくなるのだ。「確実性」なんか無い。
まして身体に入るのは「お酒」ではない。「気違い水」なのだ。
だから世の中の認識を「殺人」にシフトしなくてはならないだろう。


「飲んだら飲むな。飲むなら乗るな。」

そんな生温い交通安全標語は、今の世の中に甘すぎる。


「飲んだら人殺しの道への一歩。あなたも殺人者になりますか。」
「運がよければ逮捕だけ。つかまったら一生運転出来ませんよ。」

この位凄まじい標語で無いと、まだまだ酒気帯びは無くならないと思う。


まあ、ここで「ご覧頂いた方へサービストーク」を。

警察や消防関係の方々は・・・・・
「緊急招集」の際、多少の酒気帯びが許される事が多いそうである。
警察や消防署の方々が酔って自慢話をして居たのを聞いただけである。

まあ、後は「起こった事件」を照らし合わせれば良いだけである。




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