「真っ直ぐにしか物を見れなくなった」お馬鹿さんを笑う

複数名前挙げ襲撃計画＝警戒厳しく断念か－「厚生省もっとやろうと」・小泉容疑者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000037-jij-soci
(11月24日15時37分配信 時事通信)


このニュースに関して思う事。

それは如何に「ネット世論」がお馬鹿さんであると言う事である。

それは如何に「報道の論評」がお馬鹿さんであると言う事である。


まあ、このニュースに限った事では無いが、呆れる事が沢山出て来るのだ。

そもそも、短絡的なメカニズムでしか物事を見れないってのが笑えない。


　年金に関わった「元お役人」が殺された
　　　↓
　なかなか犯人が発表されずに「妄想」を繰り返す
　　　↓
　これは「年金に関する反抗ではないか」と考える
　　　↓
　そうか「これは国家を狙ったテロなんだ」と大騒ぎする
　　　↓
　犯人が逮捕され「別な理由」が報道される
　　　↓
　なんだ「テロでは無いんだ」とがっかりする


普段あれだけ「マスゴミ」とか言う人間の多くが、結構その傾向にある。

普段「ろくに取材もしない報道体制」の多くが、結構その傾向にある。


そもそも「個人を狙った犯行」を「テロ」と呼ぶ事が愚かしい。

そもそも「犯行理由」が「テロ」で無かったと決め付ける事も愚かしい。

そもそもこの事件は「解明の段階」でしか無いだろう。


　「お前ら、本人と会った事があるのか？」

　「お前ら、本人に聞いたのか？」

　「お前ら、テロの意味が判るのか？」


妄想が暴走して、何時も「肝心な事」だけが置き忘れられる。

もしも「テロ」と言うのなら「年金問題」をもっと語るべきだろう。


よく頭を回転させて、何故考えないのだろう。

「無くなってしまった年金積立」は「現役職員の責任」は余り無いのだ。

集金をして使い込みをしたり、帳簿を改竄したりした「過去の責任」なのだ。

しかも「現場」で起こって居るのだ。


幾ら「偉い人」を責めた処で「無くなった年金積立」は戻らないのだ。

ならば、中途半端に終わりつつある「調査」を世論や報道は叩くべきだ。


そして「泥棒退職者」へ、粛々と請求を続けなければならないだろう。

そして「帳簿改竄連中」へ、淡々と「お金で責任」の措置をするべきだ。

それから始めて「元統括者」へ「責任のお金を払いなさい」と差押するべきだ。



言い方は悪いが「人が殺される事を喜んで居る」としか思い様が無い。

そんな意味で「お馬鹿は黙って居ろ！」と言いたくなるだけである。



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