「天に向かってつばを吐いた結果」の銀行貸し渋りを嘆いてみる

銀行貸し渋り　金融相が懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000001-fsi-bus_all
(10月6日8時3分配信 フジサンケイ　ビジネスアイ)


さも「被害者」の如く「貸し渋り」を問題提起するのは愚論だ。

全く根本的な話を考えないニュースの手記は、更に愚かしい。


心無い輩が一丸となって「金融機関破綻の道のり」を作った事を忘れて居る。

そんな事も判らずに、よくもいけしゃあしゃあと物事が言えるものだ。
ワタシは呆れて、言葉も出なくなった。


このブログでは、過去に何度も「自己破産は駄目だ」と非難して来た。
その理由も、それぞれに書かせて頂いたつもりだ。

※参考：過去ブログ

[「協力する日銀」に日本人が考えるべき事]　
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/296/

[「日本の財布」を潰すと言う事を考えてみる]　
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/282/


単に「連鎖反応」の一環として考えれば「貸し渋り」は簡単に起きる。


払いたくないから自己破産をする。
　　　　　↓
「消費者金融」や「カード会社」に金が無くなる。
　　　　　↓
「消費者金融」や「カード会社」が影響を受け潰れる。
　　　　　↓
貸していた銀行に金が無くなる。
　　　　　↓
銀行は貸さなくなる。


そう、単純に考えても、貸し渋りが起きて当たり前なのだ。


それじゃ「消費者金融」の現在の実態はどうなのか。

「単に回収に走るだけ」の消費者金融が多くなった事は確かだ。

わかりやすく言えば「貸さなくなった」のである。
もっとリアルに言えば「貸せなくなった」のである。

次々と踏み倒されれば、銀行だって消費者金融だって同じだ。


「ふざけんな。誰が踏み倒されるって判って貸すものか。」


その気持が「真面目に返している人間」に対しても影響するのだ。


「これから頑張って返します。」
その言葉が「うそつけ！」と、簡単に返されてしまうのだ。


更に「自己破産をした人間の多く」の事を考えてみれば良い。

彼等はお気楽にも「生活保護」を受けに行くのだ。
金融機関を潰し損ねている人間が「国の税金」で生活するのだ。

全く馬鹿げて居る。


だから「貸し渋りが何故起こるのか」の原点の話周囲とするべきだと思う。

事は簡単だ。　タイムリーな事件を振り返れば良いのだ。
そう、大阪の「個室ビデオ店火災事件」を振り返れば良いのだ。

刹那的に遊興に耽り、生活保護を受け、犯罪者にまでなった。
そんな姿を「どう思うか」と、隣人と振り返れば良いのだ。


言い方は悪いが「日本と言う国を追い詰めている」犯罪者なのだ。

その犯罪の被害を「善良な商人」が受ける「貸し剥し」なのだ。


だから何度も何度も訴えたいのだ。

「みんな！いい加減な事ばかりやって居ないで返そうよ！」
「自分の財産を守る事」をして、逃げて「借金チャラ」は止めようよ。


これから頑張る人の為にも、是非、心からお願いしたいのだ。

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