ガソリン値上げも悪い事ばかりじゃない

ガソリン、「180円時代」に＝きょうから一斉値上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20080701-00000064-jij-bus_all
(7月1日13時2分配信 時事通信)


これは昨日の記事だが「不思議な現象」に遭遇したので、書かせて頂く。

ここ何日か、渋滞が少なくなった。
ワタシの住む処は田舎町「福島県福島市」である。
交通手段は、現在まで「自家用車通勤」が多かった街である。

ここまで書けばお判りだろう。
背に腹は代えられず「公共交通機関」の再利用に踏み切った方が多くなったのだろう。

更に不思議な現象が続く。

市役所・県庁付近の交通量が激減したのだ。
地方公共団体の皆様は「自家用車通勤」をしない規定になって居る筈。
なのに、交通量が減ったと言うのは「自家用車通勤をしていた」裏付だ。

まあ、正常化された事は喜ぶべき事だし、バスや電車の利用が復活した事になる。
先日「会社更生法」を受けた福島交通にとっても、良い材料になるだろう。
だから、一概に「ガソリン値上げ反対」とも言い切れなくなった。


恐らくこの現象は、各地方都市でも如実に現れている現象であろう。

そう、車を運転しなくなれば、数々の事が考えられる。
少なくても「バスの利用」は、今までよりも多くなるだろう。

困窮した地方のバス会社が、少しは助かるだろう。
駐車場の収入は減少するだろうが「タクシー」は若干向上するだろう。
お客さんが少なくなった「公共の足」は、少し向上を見せるだろう。

代行業務は厳しくなるかも知れないが「飲酒運転」が少しでも減るだろう。
値上げに敏感な高齢者が、車を運転しなくなるだろう。
そうなれば「悲惨な事故」だって歯止めがかかるかも知れない。

まあ・・・・・
大きく考えれば「地球温暖化ストップ」にも貢献出来るのだ。


もしかして、テレビの放送時間も変わるかも知れない。

ひと頃「省エネの為に1時で終了」って事があっただろう。
そんな状況が復活するかも知れないのである。
これは「コンビニ24時間営業」なんかよりも、遥かに効果があがる。


まあ、数え上げればきりが無い。

昭和30年代に戻れとは言わない。
せめて「バブル前」に戻れば、エネルギー消費量は1/3程度減るだろう。
後は「無駄な24時間営業」をやめれば良いだけなのだ。

そうなれば、誰もが「家に帰る」しか方法が無くなる。
それを行う事で、どれだけ世の中が変わってくるか。


あとは、世の中の方々がどう考えるかだけだ。

ガソリン値上げも、決して悪い事ばかりではない。


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