つくづく「破産連鎖の影響」を考えてしまう

今日、お客さんトコでまた「倒産」の話を聞かれました。

「手形を不渡りにすれば倒産出来るんですよね？」

「でも、手形も小切手も無いウチの会社が倒産出来る方法って何ですかね。」


やけに心が重くなる質問に、何とも言えなくなりました。


確かにその会社は、今年「立ち直れない程の傷」を負いました。

そこで已む無く借金をし、毎月何とか頑張って返して居る訳です。

でも「破産して逃げ果せた側」には、相変わらずお咎めがありません。


ワタシだって他人事ではないので「キツイ質問」を感じました。


3,000万円近くの借金を連帯保証させられ、早3年の月日が経ちました。

「借金をしたと同じ事だから」ってな話で払うハメに。

でも、逃げ果した人間は「平和な暮らしを」家族で満喫しています。


このブログで、何度も「破産の罪」を書いて来ました。

しかし、破産は減るどころか、ますます増える傾向にあります。

「不景気だから」って言葉が、まるで免罪符の様に。


でも、破産しても「自宅に住まう」って方が居る訳です。

頃合いを見て「海外旅行を楽しむ」って方が居る訳です。

ところが、連帯保証人は「真面目さが災いする」だけの暮らしです。


「破産すりゃ良いのに」

そんなお気楽な慰めがありますが「ふざけるな」って思います。

どれだけ悩んだ挙句に「苦しい選択」をしたのか知らない族に。


言って何ですが「信用した他人様の借金」なんです。

自分で重ねた借金ならともかく「他人の借金」なんです。

裁判所に行けば「日本人として認められない証明」を出される立場になるんです。


世の中じゃ、そんな事をちっとも考えた事が無いでしょう。

だから「俺と一緒に破産しよう」ってなるんです。

そんな、お気楽連鎖も「日本破滅」に導いている訳です。



別れた女房に「借金返せ！」と怒鳴られた今日だったりします。

愚痴を言えば、彼女の散財でも借金が出来た事を思い返します。

「金の切れ目が縁の切れ目」で別れたんだから、仕方無いですがね。


何か、今日は、可也メガティヴです。


でも　・・・・　明日からまた頑張ろう。

愚痴を書いたら、チョッと気楽になったんで。




それぢゃ　また明日。

---

個人的に非難を書きたいならこっちに正々堂々と書いておくんなまし！

[e-mail]