薄いテレビは「信じられない」だけだ

液晶テレビの薄さ競争激化　ビクター、サムスン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000005-fsi-ind
(1月6日8時31分配信 フジサンケイ　ビジネスアイ)


最近思う事は「何の為に物を買うのか」と言う事である。

そして「長持ちさせるつもりが無いのか」と言う事である。



まあ「消費する事は美徳である」との風潮があって、ナントモ言えない。

しかし「不況風」と言うモノに、否応無く「消費とは？」を考えて居る筈。

そこで「薄型テレビが本当に長持ちするか？」を考えれば良いのだ。


最近の消費者は、古い物に文句を言う割には新しい物を買いたがる。

「リンナイガス給湯器のクレーム」は、その最たるものではないか。

そもそも、アパート入居の際に「備品が付いていた事」を疑うべきだ。


ワタシは「前の人が置いて行ったものです」と言われたらその備品は外す。

そもそも自分が使ったものでさえ「年月が経てば危ない」と思うからである。

しかも「前に使った人」が、どんな使い方をしていたのかが判らない。


かつて「中古車を乗りなおせば良い」と考えて購入した車を思い出す。

価格は安かったが、前のオーナーの癖が残った車で、扱いが大変だった。

しかも、半年もしなういちにクラッチバンが落ちて、大出費をした。

だから「安かれ・良かれ」ってモノは無いと、つくづく思ったのだ。


それゆえに考える。「薄いテレビ」のデメリットを。

まあ「消費させる事を目的とした商品販売」が嫌になるだけだ。

どうせ2～3年ももてば良い代物と言う発想かも知れない。

だから「信じられない」だけになるのだ。


今の世の中は「瞬間湯沸かし器」の様になって居る。

そんなご時勢には「長持ち」は要らないのかも知れない。



しかし、単に寂しい話でもある。

液晶テレビの薄さのニュースに、そんな事を感じた。


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