「女性を口説く」と言う事を別な意味で考えてみる

石田純一が“女性ほめ上手”No.1に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000002-oric-ent
(11月10日6時30分配信 オリコン)


「スケコマシ」「エロオヤジ」「ヘンタイ」

そんな肝っ玉の小さい男達が「誹謗中傷」を繰り返す話題を拾ってみた。
何故なら「女性を口説く」ってモノは「人を納得させる訓練」と思うからだ。


自分の好きな女性で、尚且つ「これは絶対大丈夫」って事は必ずあると思う。
しかし「あと一歩で逃してしまう」のは、単に「説得に欠けた」だけだと思う。


ワタシははっきり言って「格好悪い男」の部類に属する。

身長160cm・体重65kg・眼鏡をかけて頭が大きい。
それでも「女性日照り」って経験は余り無い。
但し「性交渉を伴わない事」を前提としての話であるので、そこを誤解無く。


ワタシは職業柄、相手の話をひたすら聞く事から始まる仕事が多い。
それが老若男女を問わず、ひたすら聞く事から始まる職種である。

人間の心理ってものは「言葉が尽きる」事により心が枯渇するものだ。
そこに「水を撒く」ってのが、さしづめワタシの仕事かも知れない。

チョッと格好良く書き過ぎたかな？


以前「石田純一さんが何故もてるのか」の話を聞いた事がある。
まあ、何の事は無い。彼も「ひたすら聞く」だけの人間だそうだ。
それが純粋な気持からかどうかは、ワタシには知る由は無い。

そこで女性が「何も言わずに聞いてくれる」って時の心理を考えた。
単純な話「言葉を包んでくれる」事ではないかと思うのだ。

小さい子供が、両親に向かって話を聞いて欲しいとねだる。
両親は「そうかい」と言いながら、温かい眼差しで話を聞く。
そこで「親子関係」が深まり「やさしさ」ってモノが生まれると思う。


だから、逆の立場を考えれば「何故モテない」ってのが出ると思う。
無論「顔が良いから」とか「見た目が素敵だから」を求める女性を除外して。

そう「心が通じてはじめて身体が通じる」それが基本だろう。

まあ「ヤリタイオトコ」は顔に出る。そんな人間がモテる訳がないのだ。
そんな方々は「キャバのおネーちゃんの餌食」になる事が相応しいのだ。



話は変わるが、本日の顧問先で、従業員の方にこんな事を言われた。

「来月忘年会に出るんですよね。」
「もう一度乾杯したいので、忘年会でまた呑みましょうね。」
「その為に一年間頑張って来たのですから。」

言われたのは「女性」ではない。でも凄く嬉しかった。
ワタシは去年彼の話を聞いて、単に「頑張ろう」って答を返しただけなのに。


結果的にこの企業は、現在、昨年とは実績が雲泥の差になっている。

そう、去年の忘年会は「疑惑の念」をさんざん聞かされた。
でも「味方をする意味ではなく」社長が頑張りやさんだから、こう言った。
確実な人間性で、男気に溢れて居る人間だから、はっきり宣言しただけだ。

「社長を信じてついて行けば、きっと数字は上がる。」
「信じられないなら、明日辞めれば良い。」
「もうすぐきっと花が咲く。来年はきっと笑える。」

結局ワタシの言う通りになった。
それは、自慢話で言うのでは無い。
単に「今の日本企業に無くなった経営者の姿勢」を言いたかっただけだ。


いい加減な会社の経営者の顔には「嘘」が必ず映る。
たまたまこの社長は「嘘」が無かったから太鼓判を押しただけだ。

そして、この不況の世の中「成功」に向かって居るだけだ。
そう、この社長も「聞く人間」であるから成功したと思うのだ。


これは「自慢話」になるが・・・・・
ワタシの顧問先は、幸いしてそんな素晴らしい経営者だけしか居ない。


だから、世の中に「大切な人の話を聞く事」を考えて欲しくなった。


それがどれだけ、世の中を明るくするだろう。

それがどれだけ、世の中の不安を打ち消すだろう。

・・・・・そんな事を考えながら。



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