「パチンコ生活の生活保護者」と「軽くし過ぎた破産法」がこの犯罪を生まなかったか？

「サラ金の支払に困って起こした犯行」が要因との話を聞くこの事件。

そこでワタシはひとつの「犯罪に至る仮説」を書いてみたくなった。


「借金支払不能⇒破産出来ない⇒自暴自棄の犯行」

この様なプロセスが無かったか？と考えたのである。

報道に「借りた物は返す」「近隣に迷惑をかけなかった」とあったので。


そう、あくまでも「例え話としての分析」である。

・きれい好きで曲がった事が大嫌いだった。
・人に物を借りても期日まで返さないと眠れなくなる性格だった。
・計画を立て予定通りに物事を進めていた。

もしもこれが「基本的性格」であったらどうなるか？を考えた。

・仕事が無くなり借金をしたが、一生懸命働いても稼ぎが追いつかなかった。
・返済期日を過ぎ「どうしても返せない」と自分を追い詰めて行った。
・債務相談を各所にしたが「破産しなさい」と言う返事だけしか返って来なかった。
・しかし本人は「破産しないで返済する方法」を考えて居た。
・ニュース等を見て「お気楽破産」を金で解決出来る事を知った。
・有り金を叩いて弁護士に相談するが「これじゃ足りない」と言われた。


そうなれば「眠れぬ夜」に、突然人間性を変えられる可能性が出る。

「俺は真面目に生きて来たのに何故なんだ？」
「困った時に最終段階を相談しに行ったのに解決さえしてくれない」
「一体俺に何の非があるんだ？」


しかし、残念ながら・・・・・

「親に相談出来ない」「支援が得られない」のが引鉄を引いた気がする。

だから「罪を憎んで人を憎まず」って話を、彼にしてあげる事は出来ない。


まあ　・・・　何が言いたいのかと言えば　・・・

「借金を平気で踏み倒す人間」ではない人間の犯罪と考えただけである。


すぐに破産したり、生活保護を受けて働かなくなる人間が多いご時世。

「他の奴らが楽をしているのに、一生懸命働いて居る俺は馬鹿じゃないか？」

そんな鬱憤が「真面目な性格を刺激して」犯罪に及ばせた可能性を示唆するのだ。


まあ、何の事はない。

「どうしてパチンコ屋を狙ったのか？」を考えれば良い。

お気楽生活保護を受け「パチンコ三昧をする」と言う事が許せなかったのではないか？

財布からお金が底を尽き「パチンコで遊んでるんじゃない」と叫んだのではないか？


まあ「自分が悲劇の中心に立たされた」との思考が少なからずあったと思う。

だから、決して許される犯行では無い。


しかし、改めて考えた二つの事がある。

「お気軽生活保護生活」と「お気楽破産」が「犯罪作りの要因」になっていないかを。


まあ、突き詰めて言えば「法を守るべき弁護士が犯罪を作って居る」と言う事だ。

借金の返済をせずに「弁護士に払う金はある」と言う人間達が疎ましくなるだけだ。

その結果「追い詰められてしまった真面目な貧困者」を犯罪に誘導していないか？



ワタシも「金銭に困って居る人間」であるが、まだ頭をおかしくして居る場合では無い。

間違った「お気楽・お気軽」の族に対し、文句を言い足りないからである。

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高見容疑者の知人ら驚き　「優しく女の子に人気ありそうだった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000549-san-soci
7月7日12時19分配信 産経新聞

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