「都の責任重大」と言う金融庁指摘に物申したい！

＜新銀行東京＞「都の責任重大」金融庁が指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000052-mai-soci
(12月4日12時33分配信 毎日新聞)


馬鹿だ。
本当に馬鹿だ。
まったくもって馬鹿だ。
それが「金融庁」の言葉か？
「日本経済を司る」役所の言い分か？

言い訳も甚だしいニュースに今日も笑えない。


確かに「赤ん坊の様な基礎」と言うのは歪められない。
そして「貸した相手の怪しさ」に問題が無い訳が無い。

何処かの破綻した銀行の「不良債権者」に貸したのだから仕方無い。
それを判って居ても貸付を継続したから仕方が無い。
挙句の果てに「回収を怠った」のだから仕方が無い。


しかし金融庁はしっかり「通達と監査」を行った筈だ。

何故「後出しジャンケン」の様な事をするのだろう。
これは明らかに「金融庁の責任転嫁」でしかない。


今日も金融機関の方と話をした。その際に先ず「貸し渋り」の話になった。

世の中で騒ぐ程「貸し渋り」は無い事が判った。
その理由は、こんな感じである。

　金融機関側は「貸倒（焦げ付き）」が心配
　　　　　↓
　現在は連帯保証人を立てる事が難しい・なりたがらない
　　　　　↓
　信用保証協会で「国の保証」をしてもらう
　　　　　↓
　「国の保証」だから審査が厳しい
　　　　　↓
　審査が厳しいから「時間」だけが経過して行く
　　　　　↓
　その上に「審査件数」が余りにも多い
　　　　　↓
　なかなか借りられないので「貸し渋り」と言われる


まあ、考えてみれば直ぐに判る事だろう。

「世の中が信用されなくなった」裏付になる。
「貸しても踏み倒されるなら」の恐怖心からでしかなくなる。

そう「金融機関が貸し渋りをしている」のでは無いのだ。
信用保証協会・ひいて言えば「金融庁」が貸し渋りをしているのだ。

そのくせに「末端金融機関」に対して、鬼の様に批判を繰り返す。
これはどう言った了見なのだろう。


馬鹿じゃないか？


ワタシが冒頭に書かせて頂いた理由がお判り頂けるだろう。


しかし、国民も悪いのである。

ワタシが何時も「耳タコ」で書かせて頂いて居る事が要因だろう。
国民が一斉に「破産と言う負の連鎖」を繰り返せばこうなるだろう。

そもそも「貸した人間」が馬鹿を見て、泣き寝入りする世の中なのだ。
そして「借りて踏み倒す人間」が、返さずに笑って暮らして居るのだ。


だから金融機関は決して「貸し渋り」なんかして居ない。

もしも文句を言うなら、それは筋違いであろう。

「財産分与してから破産をした」人間に対して言うのが筋だろう。
返せる金があるのに「遊興費」に直ぐに廻す人間に言うべきだろう。
そして「破産の末に生活保護」の人間に対して言うのが筋だろう。

しかし・・・　金融庁も間違って居る。
批判だけなら誰でも出来る。だから金融庁の言う批判は間違って居る。

そして「日本の政策」が更に間違って居る。
キリギリス世帯に生活の保護をするなら「助かる企業」を救うべきである。


そして「金を盗む様に逃げた企業」に、もっと責任を取らせるべきだと思う。

金融庁！　そこまで考えろ！



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