マンナンライフと同じ「間違った使い方」の影響の顛末に嘆く

本格的入浴剤の製造中止　硫化水素自殺騒動の影響で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000533-san-soci
(11月26日12時23分配信 産経新聞)


健康を目的とした筈の「特効薬」が間違った使用方法で葬られる。

昨日友人のブログでこのニュースを知り、ワタシも嘆きたくなった。


浮雲亭とんぼの昭和ノスタルジー館

ムトウハップを葬った奴は誰だ！
http://engei7.blog113.fc2.com/blog-entry-556.html



責める時は大騒ぎ。発売中止になりそうになっても誰も何も言わない。

その挙句「文句が来るから」と販売を中止する。

当然、その商品は「廃盤」になる。


廃盤になれば、製造工程の方々は失職に追いやられる。

会社は新製品を開発するか、整理に追い込まれるかの選択を余儀無くされる。

しかし「長年愛された製品」は、そう簡単に「新開発製品」には向かえない。


身の周りの「長年のロングセラー」を考えればそれはわかるだろう。

もしも「味の素」に問題が発生して、グルタミン酸ナトリウムが無くなったら。

そんな事を考えてしまうだけだ。


現実に「マンナンライフ」は蒟蒻畑を非難され、どうなったかはご存知だろう。

どちらも「間違った使い方」の結果なのだ。



毎日、様々に報道される「間違った事」がある。

報道も世の中も「一通りの非難」をする。

無論、興味があれば「大騒ぎの誹謗中傷」になって行く。


中には「興味を示した馬鹿なお子ちゃま」が「間違った使い方」をする。

そして「間違った事」が「間違った使い方」の問題を提起してしまう。

結局ゴタゴタのグズグズになり、一瞬にして幕が引かれる。

最後は、一週間もすれば「何の話だっけ」になってしまう。


妙な例え方をすれば「強姦の常習犯」と同じとしか思い様が無い。

悪い事とは知りながら、一時的な快楽を求め、被害者の事は全く考えない。

多くのニホンジンが「日本人の心」を捨てて行って居る行為だ。


昔から日本人は「加工文化」に長けていた。

それは「資源が無い」とか「勿体無い」があったからである。

過去の日本を振り返れば「世界一のリサイクル国家」だった筈だ。


一度使って古くなった物を「どうしたら再生出来るか」と使い直す。

その繰り返しが「良い思考」として、血筋で継承されて来た筈なのだ。


その血筋が「良い事」を作り上げず「悪い事」に利用している。

更に「被害妄想」が拍車を掛け「常識」を打ち消して行く。



まあ「リサイクルの本当の意味」が、辞書から消えてしまったので仕方無い。

そんな事を考えさせられた「悲しいニュース」だった。


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