「ナイチンゲール」を読んで考え直しなさい！

負傷者を手当てした看護師が提訴　尼崎ＪＲ脱線事故で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081114-00000542-san-soci
(11月14日11時48分配信 産経新聞)


馬鹿だ。　呆れた。　それだけだ。


国を守るつもりのない「自衛隊隊員」の数多いニュース。

公僕で無くなった「公務員」の数多い不祥事のニュース。

其処に来て「悲劇を伝えなくてはならない看護師」がこれか？


全く馬鹿も程々にして頂きたいものである。


先ずは基本的思考を疑う。

「何故貴女は看護師と言う職業を選んだのですか」

この方は「阪神大震災の悲劇」を知らない方では無いだろう。

地震によって街が壊れれば、沢山の被災者の方が出るだろう。


現場で治療を補助して「地震が悪い」とでも言って裁判するのか。

その際の「トラウマ」って奴は、一体誰に請求するのだろうか。

・・・・・出来ないだろう。


そして「上司や仲間の存在」ってのは全く無いのか？

家族も友達も恋人も誰も居ないのか。

むしろ「自分が心打ち解けて話せる相手」が居なかっただけではないのか？


カウンセラーに相談する事自体、その意味が全く判らないだけだ。


報道側も同じであろう。　基本を考えて報道すべきだ。

「心が直ぐに病んでしまう人間」に、一体どんなケアが期待出来るだろう。

例え自分の心が病んで居ても、人前に立った時に微笑む仕事ではないのか。

そんな事を考えると、今迄ケアされて来た患者さんの事を考える。


35歳と言う年齢であれば、相当な人間をケアして来た筈だ。

そんな方々に・・・・・

「私はあんたの事なんか考えて居ませんでした」と言ってるようなものだ。


それでなくても、脱線事故で未だに心が病んで居る方が居るだろう。

その方々に、何と申し開きをして説明出来るのだろう。



それじゃ聞きたい。


「金ですか？」



看護師が「現場がショックだったから」では洒落にならない。

その様は「弁護士が法律を無視する」と同じではないのか。

そして「税理士が脱税する」事と、何処が変わりあるだろう。


我々が常に望む看護師像・医師像は単純だ。

「病気と一緒に闘ってくれる最大の仲間」なのだ。

だから医療が崩壊すると言われてしまうのだ。


馬鹿だ。　本当に馬鹿だ。


それは単なる非難では無い。

それはワタシが裏切られてしまった様な気持からの、心からの言葉だ。

それはワタシが職業上痛感する処から始まる「抗議の叫び」でもあるのだ。



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