忍者ブログ
izaブログで名を売らせて頂いた原点の「戯言」が書いてある「過去帳」です。 忘れたくない原点ですので、更新はしませんが、削除もしないスレッドです。
[386] [387] [388] [389] [390] [391] [392] [393] [394] [395] [396]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

振り込め詐欺、主犯格摘発わずか1割 分業化や携帯履歴が壁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000501-san-soci
(10月19日9時37分配信 産経新聞)


「振り込め詐欺が何故絶えないのか」その原点を考えてみた。

やはり「振込現場」から話を聞くのが一番!
そう思い、ワタシは業務上取引のある金融機関に先日訊ねた。

以下はその時の会話である。


Q:こちらの銀行では、振り込め詐欺の現場を見た事がありますか。

A:確かにありましたね。何とか食い止める事が出来ましたが。

Q:現場はどんな感じでした。

A:やはり携帯で話をしていて、妙だって思ったんです。
 そして、お客様にこう申し上げたのです。

 「携帯で話をしながらの振込は後ろがつかえます。」
 「どうかこちらで振込用紙をご利用頂き、手続きを行って下さい。」

 その後に、こう申し上げました。

 「もしも宜しければ、私どもが代わりに振込用紙をお書きします。」


金融機関の人間が振込先を書き、何度も確認した時にその方が冷静になった。
そして「息子とは全く関係ない」事に気付き、思い留まったらしい。


まあ、何の事はない。電話と言うものが「強迫観念」を生むのだ。

そう、冷静になれないまま振り込むのが実態の様だ。

自分が書き込めば「気付いた時はもう遅い」状態になる。
第三者が書けば「瞬時に冷静に見れる事が可能」と言うだけであろう。

ここの金融機関の事例を、各機関が取り上げれば良いかも知れない。
そんな事を思って書いてみた。


そこで「被害者の哀しい実情」を考えてみた。

高齢者が普段、家族との会話が持てて居るなら「そんなの嘘だ」の判断は可能だ。
判断が直ぐ出来る状態では無いから振込をするのだ。

そう、コミニュケーションが無く「たまたまかかって来た電話」に喜ぶ。
そこで自分の存在感が生まれる。
そうなれば、冷静になって考える事など出来る訳が無い。

今迄放ったらかしだった「自分の存在」が重視されている。
家族への存在が「邪魔者」から「ヒーロー」に変わる。
そう思えば「振込する」と言うのは、極めて当然の行為になるのだ。


ワタシはむしろ、そちらを問題にすべきではないかと考えるのだ。


金融機関も、高齢者を持つ家族も、基本に返れば簡単だと思うのだ。

「冷静になれる環境づくり」
「騙されない環境づくり」
「相談出来る環境づくり」


それを一つひとつ行えば良いだけだと思うのだ。


そう、携帯が問題ではない。

作り上げる「環境」だけが問題だと思うのだ。



◇記事に関して何でもご意見を下さい◇
acchonpurike@k3.dion.ne.jp



拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
ゆさこをゐちはこんな奴
HN:
ゆさこをゐち
性別:
男性
職業:
発展途上企業応援団長
趣味:
作詞・作曲
自己紹介:
田舎では珍しい「企業の何でも屋」です。
サラリーマンの方でも結構です。何でもご相談を!
もうひとつのブログです
「ありがとう!」コメント
[07/16 とうりすがりのもの]
[05/23 くじらいだー@]
[03/22 匿名希望らしいです(>.<)]
[03/21 タバコ]
[03/14 匿名希望らしいです(>.<)]
最新トラックバック
感謝! ご来場回数
お天気情報
アクセス解析