「原子力発電所がある街」へ仕事に行って考えた事

世界の原子力発電、最大3．8倍に＝50年までに－OECD予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000103-jij-int
(10月16日16時26分配信 時事通信)


恐らく今日の表現は、見る方が見れば「問題発言」になる。

だから予め、非難される事を覚悟して書く事にする。


ワタシは必ず月に一度「原子力発電所が側にある街」へ仕事に行く。

事務所から車で2時間であり、往復4時間は結構きつい。

でも、馴染みで「初めて顧問契約を頂いた」方だから、感謝の気持ちで行く。
そこに、ワタシのブログを見て頂いて居る従業員と話をする為に行く。

今日も行って来て、たまたまこのニュースがあったので驚いた。
訪問前に、たまたま見に行った事もあり、お題にさせて頂いた。


先ず、原子力発電所と言うモノに関してのワタシの認識はこうである。

「原子爆弾の不発弾」

※参考：その理由のブログ
原発と原爆～原爆不発弾は点在する　http://kohichi.iza.ne.jp/blog/entry/671720/



季節を迎えると「戦争反対」「核廃絶」と言う割に、世の中は嘘っぱちだ。

日本はその最たる国ではないかと、何時も思うのだ。

何が「非核3原則」だ。ちゃんちゃらおかしいではないか。
現実的に「原子爆弾の不発弾」を、全国にどれ位抱えて居るのだ。

にも関らず、世間は「地方が潤って来るから良いでしょう」と他人事。
自分の家の側に絶対出来ない方々の「お気楽発言」がすこぶる羨ましくなる。


「原子力発電は安全ですよ」

そんな事を言うのなら、九十九里浜に作ってみるか？
産業復興の為に、淡路島にでも作ってみるか？
作れない理由は「都市部の側だから」ではないのか？

「全くの他人事」と「嘘っぱちの安全告知」に、虫唾が走るだけだ。


話は変わって・・・・・

核問題もそうであるが、原発建設は、もっと最悪な状況まで作って居る。


意外に世間では知られて居ない話だ。
何時もお出で頂く方に「耳打ち」の様に、密かに書いてみる。


このブログは毎日200程度のアクセス数だから書いてみる。
もしも「iza」あたりで書いたら、妙なアクセス数になり問題視されるから。
こんな時「ブログをふたつにして良かった」と思ったりする。


先日「元政治家」の方と酒を酌み交わさせて頂いた。

その時に「地方財政がどんどん駄目になる」話になった。
そこで「原子力発電所がある街」の話になった。

「あの街は崩壊してもおかしくないんですよ。」

「かつて、補償の為の交付金を着けたら、予算を使いまくってしまって。」

「その為に、未だに節約する意識が無くなり、マズイ事になってます。」

まあ、何の事は無い。
この街に「原子力発電所」を作ったが為の弊害があったと言う事だ。


人間に例えれば・・・・・

「皆が嫌がる実験の為に、モルモットとして体を提供して下さい。」

そう言われて、何処かと契約をする。

「俺は命と引換に、何時死んでしまうか判らない実験に臨む」

そんな気持は当然起きるだろうし、相当たる対価報酬を貰うのが当たり前になる。

しかし、初めは「世の中の為だ」と思って居た心に変化は起きるのは当然だ。

「俺は仕方なくモルモットになったんだから」

そう言って、何時までも働かずに「補助」を求めて居るだけになる可能性が出る。

人間の心理としては、ごく当たり前の心境の変化だと思う。


それを「原子力発電所が街に出来た」事と比較すれば判るだろう。

単に「地方公共団体」として「ヤケクソの骨抜き状態」になったと思うのだ。


他の「原子力発電所がある街」はどうか判らない。

でも、少なくても一つの地方公共団体がそうであると言うのだ。


ならば、そうしたのは誰だ？

どんな心理状態で「ヤケクソ」になるのだ？


世の中で「原発をもっと作れ」の話があるかも知れない。

しかし、こんな「副作用」がある事だけは認識して頂きたいと思うのだ。


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