解散選挙前の準備が始まった！でもセコい・・・

降ってわいた「供託金」問題　真の狙いは民主・共産の分断？
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080721-00000918-san-pol
(7月21日13時22分配信 産経新聞)


この記事を見て「本当に政治家の方々は金が無くなったんだな」と痛感する。

自民党がお金が無いから、他の政党だってある訳が無いのだ。

「民主・共産の分断」なんて、記事では戯けた事を書いて居る。
まあ「金が無くなった自民党が提案した」などとは書けないだろう。


金権政治が終焉を迎えたと言われて久しい。

言い方は悪いが、そこから「先の見えない不景気」が始まった。

それはそうだ。当たり前の事だ。
金を任せた「タニマチ」が儲けられなくなったからだ。
様々な産業に売上と利益を齎した「タニマチ」が居なくなったからだ。

衰退した産業を見ればそれは一目瞭然であろう。
料亭ひとつ取ってもあのありさまである。
政治家の不正を叩く為に、仇探しの旅に日本の世論が向かった顛末である。


そして「オンブズマンと言う世論」は地雷を踏んでしまった。

「日本を支えて来た小さな経済活動」
それさえも、丸ごと吹っ飛ばしてしまったのである。
正直な話、下手な素人が「嫉妬心」で起こす市民運動の難しさを感じた。

タニマチが居なくなったから、政治家は民間に目を向けた。
「生活が苦しいなら、破産を簡単にしてあげましょう。」

破産をすれば、その人間は「有権者」にならない。
元々「税金を払う意識すら無い人間」を相手に投票は期待出来ない。
だから「確実な有権者」を求めて、無駄な人間を削除する事を考えた。

しかし、方向性が間違えた事に気付いたが「時既に遅し」になる。
サブプライムローンの失敗が、まさか世界金融恐慌を起こす事は予測して居なかった。

次々と「無責任な破産宣告者」が金融機関を壊して行った末の破壊行為。
とてもじゃないが「神に祈る」事しか出来なくなった。

そこで、更に拍車が掛かる。
かつての「タニマチ」まで、次々と破産宣告をしてしまうのだ。


これでは「供託金」どころの話ではなくなるだろう。

しかし、選挙を行って「国民の裁判」を受けなければ日本は混迷する。
混迷を避ける為にも、何とかして選挙に持って行かなければならない。

ならば・・・・・
「供託金の没収基準を下げるしかないな」


まあ、これは勝手な推論だ。

しかし「タニマチの存在の有無」は、きっと歪められないと痛感する。
我が福島でもそれが見え隠れするからだ。

何人かのタニマチが亡くなり、そして、自己破産した。
悪は根絶するべきだが「程々」でなくてはいけなかったのだろう。


「公然の秘密」

それがこれからどれだけ暴かれて行くのかは判らない。
でも、それが更に不景気に拍車を掛けない事を祈るだけである。


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