前略
連合/高木剛会長様・舛添厚労相様・作家/雨宮処凛様
物事に対する意見は「人気取り」を優先してはいけませんね。
もっともっと現実を見据えた上で「しっかりとした意見」を述べるべきです。
「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080426-00000003-jct-soci
(4月26日20時15分配信 J-CASTニュース)
そもそも「労働基準法って何だろう?」って考える。
ワタシはあくまでも「非常事態の為」のそれであると考えている。
従業員が経営者に対し「守らせる為」のそれでは無いと考えている。
日本の殆どの企業は「サービス残業」を行っていると思う。
それは「業務責任」に於いて行っているのが殆どと思う。
自分の遂行する業務提供にクレームが付かない様にとの責任行為。
その背中に「働かない方々の責任」を背負いながら。
サービス残業を否定する意見は、大凡こんなものだろう。
「業務は9時から5時までで十分間に合うでしょう?」
「能力が無いから残業するんだ!」
「家庭を顧みず働くと家庭が崩壊する!」
逆に考える。
サービス残業をする方の中にも、決して誉められない方も居る。
「俺は徹夜で何日も残業した」 「休日無しで働いていた」
そんな「言わなくて良い事」を「自慢げに」話をする。
しかも、酒の席で説教する様に言うもんだから、若者がついて来ない。
しかし、上記例の言葉を語る方々は「同じ穴の狢」である。
「仕事は時間内でやるもんだ。」
「残った仕事は明日やれば良いんじゃないの?」
「急ぎの仕事なんてある訳無いでしょう?」
「甘いの考え」と「お役所並みの無責任さ」
それが「NO-残業!」と正当化してしまうのかも知れない。
「どうせ残業するんだ。時間はたっぷりある。」
「会社に帰っても、どうせ家には帰れないんだから。」
「残業の食事は会社経費で何を食べてやろう?」
そんな「時間の無駄遣い残業」がある事も確かである。
結局両者タイプが沢山居るので「過労死」が出て来たと思う。
「口だけ応援」の早帰り派 「口だけ仕事」の残業派
いずれにせよ、どちらも誉められたモノでは無い。
ワタシはサラリーマンの頃は、そんな馬鹿げた奴等の間に居た。
「本当に凄いモーレツ社員ですね。尊敬します。」
そんな心にも無い事を、何人かの方々に言われ続けて。
上司にも、馬鹿な奴が多かった。
夢中になって、脇目も振らず仕事をする性格であるワタシを認識して
「俺も、君が何か必要とする時に手伝わなくちゃなんないから。」
そんな事を言いながら、好き放題高い夜食を頼み「居眠り」
挙句の果てに、酒の席での自慢話。
「俺とお前が寝ないで一生懸命やってここまで来た。」
殺意を抱いた事は数知れない。
逆に「押し付けられた」事も多々ある。
二言目に「労働基準法」を盾に、言い訳を言って帰る。
「お客さんが困るんだから、せめて終わらせてくれよ。」
そんな言葉にも軽くあしらわれた言葉を返す。
「残業代出るんならやりますよ。自腹切ってもらえるんスか?」
「例え僕の担当でも、最終的に上司責任でしょう。責任逃れスか?」
このテは結局転職してしまうクチが多い。
両者の共通点がある。 「クレーマー」なのである。
「自分が言われたから」との腹いせに他人にクレームをつける。
もしかしたら、日本のクレーマーのそれは、そんな輩ばかりなのか?
・・・考えないようにしよう。
今回の発言は確かにまずい。
しかし、それを逆手に取って「ヒーロー」になろうとする姿は醜い。
日本の企業が全て「国営化」しない限り、この論争は続く。
連合/高木剛会長様・舛添厚労相様・作家/雨宮処凛様
貴方達は「日本企業全ての国営化」は可能ですか?
我々もせめて・・・
短気を起こして「お前、明日までやっとけよ!」 本当は「待てるクレーム」
それを絶対口にしなければ、労働基準法は成立するのだ。
お互い「休みたい」気持ちに変わりは無いであろうから。
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