何度も何度も噂で囁かれていた事が遂に現実となった。
福島交通が更生法申請 負債81億円、低価格競争打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000009-khk-l07
(4月12日6時11分配信 河北新報)
この記事はあまり詳しく書いていないので、こちらもご参照頂きたい。
福島交通:経営破綻 「市民の足」に不安 会社側、営業継続強調するも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000044-mailo-l07
(4月12日12時1分配信 毎日新聞)
福島交通は、はっきり言ってしまえば「政治家のタニマチ会社」であった。
「東北の政商」と呼ばれた小針暦二氏
彼が以前、ワンマンぶりを大いに奮った会社であったから。
表向きは・・・
「バブル期における無理な多角経営・1980年代以降の赤字路線増加」
その様に表現されて来た。
しかし、小針暦二氏が個人的に作った借金が此処に来て遂に仇となった。
1984年3月に発覚した「使途不明金」約50億円と9,000万円の追徴課税。
それが氷山の一角である事を考えれば・・・
旧会社の740億円の借金⇒新会社へ40億円の負債移行
それを考えればお解り頂けると思う。
中曽根康弘・金丸信・天野光晴・竹下登・安倍晋太郎
小針暦二氏が個人的親交があったとされる政治家達。
最初の記述に「政治家のタニマチ会社」と書かせて頂いた。
その理由がここにある。
本当は「もっと言えない理由」も何度も耳にしてきた。
その理由を表現すると「週間ナントカ」みたいになってしまう。
だから、今回はあえて端折ることにする。
まあ・・・
会社更生法を申請した訳であるので、復活は可能である。
ワタシは事務所も自宅も「歩いて中心部まで行ける」距離。
だから、余り偉そうな事は言えないが・・・・・
復活の糸口は小さい事から始まると思う。
我が福島市の職員・福島県庁の職員は「マイカー通勤」が多い。
公務員=公僕
ならばバス通勤を基本的に義務付けなくてはいけない。
「マイカー通勤」をしても「バス通勤」と同じ手当てを貰っている。
うちの父親も「バス実費」の通勤手当で電車に乗って通った。
市役所職員であったので、内情はそこそこ解る。
余程の遠隔地に住まない限り、これは可能である。
その方法はこうすれば良い。
中学校の頃「2Km以上は自転車通学を許可」
高校の頃「自宅が著しく交通機関に乏しい事を条件にバイク許可」
こんな条例があった。
ならば、それを基本として適用すれば良い。
バス通勤推進の為に、単純解決出来る話ではないか?
恐らく反対する方々はこの様に反論するであろう。
「帰りの買い物が不便になる」
え?・・・・・ 馬鹿じゃないか!
労災保険適用の項目に「通勤中を含む」とある。
通勤中も当然「勤務中」とみなされて居るのである。
社会保険の算定だって「通勤手当」を含む。
ならば「より安全な方法」で通勤しなければならない。
「より安全な方法」それは「交通機関の利用」である。
お役所ってのは「バス路線」が必ずあるし「停留所」がある。
どんな不便な「支所」にも当たり前のようにある。
ならば不便はあるまい。
ほとんど「著しく交通機関に乏しい」である訳が無い。
更に「通勤ラッシュ」に巻き込まれない。逆に「通勤ラッシュ」の原因を作らない。
お役所でも念仏のように「エコロジー活動」なんてな事を言っている。
ならば、職員全員「エコロジー活動」としてマイカー通勤を止めれば良い。
「政治家の大物タニマチ・小針暦二氏」
彼が作った本件ではあり、不本意な話ではあろう。
しかし「福島の大切な交通機関維持」の精神をもって。
その為に、公僕の方々には月曜からマイカー通勤を止めて頂きたい。
それでなくても、福島交通の為の「補助金増額」が必ず出てくる。
一円でも福島県内の税金を負担しないよう「相互協力」が必要だ。
それだけではない。
福島市だけではなく、全国各市町村の「中心の商店街」が困窮する理由。
それも「公共交通機関」を利用しなくなった事が原因の部分が大きい。
駅前に市役所がある街は、ほとんど皆無に等しいであろう。
帰りの「電車の待ち時間」「バスの待ち時間」の利用。
それは「呑みに行く」か「買い物する」であろう。
公僕であるがゆえ「地元還元」を本当の意味でしなくてはいけないと思う。
最近の福島県庁職員は、仙台とかの遠隔地に「高速バス」に乗って呑みに行く。
談合とかがうるさく言われてしまった県知事のお陰で。
まあ・・・「バス利用」って処で少し手を打とう。
お年寄りだって「公共交通機関」に乗り役所に行く。
だから「相乗効果」を沢山作れば良いだけであろう。
「公共交通機関利用の見直し」
それが「商店街復興」等、沢山の相乗効果をもたらす。
全国各地の公務員の方々に、是非提唱したい。
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