「地方空港に殺されたJAL」を考える

「空港整備予算」で「おらが国にも」と作った飛行場。

そこまでは良いが「その後の補填」が問題になる事をご存知か？


日本航空が行ったものに「赤字分の補填」があったりする。

定員100人のうち50人しか乗らなかったら50人分の経費負担をしてきたのだ。

そうなりゃ「赤字になる」ってのは、至極当然の話になる訳である。


にも関わらず「就航して下さい」と煽ったのは「各地方空港」である。

まあ、ここまで言えばお判りになると思う。

日本航空は「地方空港に殺された」と言っても過言では無いのだ。



しかし「経営の仕方が悪い」とかの話ばかりが浮き彫りにされて居る。

その様は「他人事」にしか映らないから困ったもんだ！

「国民視線」まで「JALが放漫経営をしたから」って話になって居る。

ゆえに「これからまた空港を作りたいのですが＝無駄遣い」になる。


逆に「この空港を廃止して再利用しましょう」の話が無い事が愚かしい。

結局「詰め腹を切らされた日本航空」を、どれだけの人が理解しているのだろう。

なんとなく、なんとなく、日本航空が可哀相になって来たのだ。



これは「自民党が悪い話」では無い。

あくまでも「建設省⇒国土交通省」と「都道府県」が悪い事である。

そこから考えて、更に「空港整備費」を考えて頂きたいと願うだけである。

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日航に「私的再建手続き」…政府内で浮上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091012-00000101-yom-bus_all
10月12日3時5分配信 読売新聞

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