「競争した結果を報告する」って悪い事なの？

公然とテレビで生中継するスポーツ競技がある。

「勝った」「負けた」と、リアルタイムで大騒ぎする光景である。

それと「学力試験」の何処が違うのであろうか？

一体何の意味で「競争した結果」を公表できないのであろうか。


「ゆとり教育」とか云う馬鹿な事をした結果を未だ理解しないのだろう。

競争を否定し「均一化が当たり前」の感覚を育てるにはもってこいだった。


その結果、何が起こったのか判らないのだろうか？

「隣の人と違うから俺は社会から外された」

そんな意識を持つ犯罪が、やけに増えただけと考えないのが馬鹿である。


更に、労働意識まで変わってしまった事に気付かないだろう。

「頑張って人一倍稼ごう」「残業も勉強のうちだ」

そんな意識が日本経済をとことん伸ばして来た過去。

全く逆になった思考ならば「経済発展」は望めないだろう。


「働いた時間は必ず給料をもらわなくちゃ」の思考では終わっている。

会社の利益配分が労働対価と考えない世の中は、全く進歩出来ないのだ。


「我々が頑張ったから他の会社より利益を上げたんじゃないか！」

「その労働分配として給料を上げてもらわなくちゃならない！」

それが本来ある「労働争議」なのであるから。


ところが働きもしないで「時間が拘束されたから」の給料に変わった。

それは「一生懸命働く人間」を単に消すだけの話になる。

結局「競争させない事」が、どれだけ荒廃した空気を作るか？って事だ。


まあ、そんな事を言っても「与えられるのが当たり前」の方には理解出来ないだけ。

ますます「不景気の轍」から這出る事が出来ないだけなのである。



「鳥取県が情報開示を拒否する」と言う事を改めて考えれば・・・

「鳥取県は競争意識を排除した県＝経済復興が見込めない県」になる。


言いたくないが　・・・　「ご愁傷様です」と申し上げたい。

そして「不景気から何時までも抜け出せない県の体質」と言わざるを得ない。

---

＜全国学力テスト＞結果、鳥取県に地裁が開示命令　全国初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000039-mai-soci
10月2日13時23分配信 毎日新聞

---

◇記事に関して何でもご意見を下さい◇
[e-mail]