「平穏を破壊する」ミシュランの三ツ星格付けなんか要らない！

下手に紹介されるから「来て欲しくない馬鹿」が沢山来てしまう。

今回のニュースに危惧する事は「屋久島」「白川郷」「川平湾」の自然破壊である。


自然の美しさと伝統を引き継ぐ事によって「平穏に生きて来た生活」はどうなる？

紹介するのは良いが「モラルが守られての訪問」がどれだけある？

たったふたつだけ考えても、そんな格付けになんか紹介されない方が良いのだ。


もしも紹介される事で「屋久島の自然が破壊に追い込まれた」ならばどうする？

言い方は悪いが、紹介した側が責任を持って自然を守ってくれる訳では無いのだ。

しかも「地球温暖化」で、自然の生態系が崩れている昨今ではないか。

物珍しさで訪れる「おのぼりさん」の様な訪問者が来てもらっても困るのだ。


例えば「モラルの無い人間」が年間1,000人「屋久杉に悪戯書き」をしてみろ！

たちまちのうちに大変な事になってしまうのである。


自然は何千年とかけて形成されて来たものである。

そんな事を振り返ってもらわなければならない。

それを「たった数年」で壊す可能性が踏まえているのだ。


現実として「ミシュラン三ツ星の料理店」はどうだったかを考えれば良い。

看板を食べに来る味音痴に、ものの見事に壊されて居る事もあるだろう。

だから、そんなつまらない格付けなどは要らないのである。


自然を堪能するのであれば、近所の「たった一本の木」を一度見れば良い。

もしも「成長過程」を見守れる様になれば、そこから大きな自然に入れば良い。

そこから初めて「自然の美しさ」を愛でる環境で屋久島に行けば良い。


三ツ星レストランだって同じ事。

近所の定食屋さんの美味さを判らない人間は「味」が判らないと思う。

わざわざ高い金を払って「看板を食べに行く事」なんかないのである。


もう「ミシュラン格付け」なんてものは要らないのである。

仏ミシュラン　日本の観光地を格付け　新宿御苑も☆☆☆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000019-maip-soci
(2月21日16時3分配信 毎日新聞)


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