元若麒麟の退職金辞退に考える「自己責任」の意味～汚職「元公務員」も考えたら？

＜大相撲大麻＞元若麒麟容疑者が退職金辞退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000053-mai-spo
(2月5日15時51分配信 毎日新聞)


武蔵川理事長が「当たり前だ」とインタビューで答えたこのニュース。


　　ならば「もう一人」の方はどうなる？

まずはそこを突っ込まなければ「土俵にさえ上がらない話」と考える。


そう「片手落ちのニュース」にも苦笑してしまう。



今回は尾車親方の人格と「親の常識」がそうさせたと評価したい。

とかく最近は「安全回避」の言葉は聞こえても「自己責任」が乏しい。

そして昨年の「岡山突き落とし事件」「秋葉原連続殺人」の親を振り返る。

あの時のインタビューで「世の中が納得した話」を聞けなかった事を思い出す。


今回の「退職金辞退」は、口にしては簡単だが「大金を捨てた」事なのだ。

それを自分に当てはめて考える方々は少ないと思う。

多分多くの方々は、こんな事を言うはずだ。

「退職金はずっと働いた分の報酬。理由はどうあれもらえるのが筋。」


絶対に「言わない」とは言わせない！

それでなければ「くだらない労働争議」を起こす理由が見えない。


そして「年金を使い込んでも退職金をもらってやめた方々」の話にならない。

年金関係の使い込み職員の退職金に対し、世の中は忘れて居ないか？

それとも「お役人様は悪い事をしても良い」と、認めてしまったのだろうか。

いずれにせよ「片手落ち」には変わりないのである。


だから世の中はグズグズ言わずに「偉い！」って褒めなくてはならない。

それを「さもありなんの正義の味方」が「さもありなんな正論」を語る。


馬鹿かお前ら？　一度鏡でも見てみろ！


そんな事さえ言いたくなって来るのである。


今は「常識的立場に立って物事を履行する事」が減ってしまった。

何でも自分の都合で良い方に解釈し、結局「ゴネ得」でシャンシャン。

そんな事を考えてもまだ褒めてあげる余地があると思うのだ。



「悪い事を反省し・自己責任を履行する」

この世の中は、本当に理解して居る方がどれだけ居るのだろうか。