「プロ野球が無くなる日」を考える

カブスが破産法申請のニュースは、日本球界も他人事では無い。

12球団のうち「黒字球団」はご存知の球団のみであるから。

まして、プロスポーツの中でも「花形」である野球。

「これからどれだけの球団が撤退するのだろう」を考えてしまう。


球団が破綻する原因は言わずもがら「年俸の高騰」である。

中には「野球が好きで」ではなく「お金が貰えるから」の選手が居る。

まあ「アメリカに道を求める人間」が最たる例かも知れない。

それは、イチロー以外の話であるが。


それでなくても「関西リーグの話」も出て来る。

ブログ友達のくじらいだー＠さんが応援していた球団の話を思い出す。

結果的に「スポンサーの意図」が、野球とは無関係な方向に行った顛末を。


それを考えると「スポンサー側の考えが変わればどうなるか」を思う。

つまり「球団を持つ事が一流企業のステイタスだった」が無くなればの話を。


まあ「相撲界の退廃が何故起こったか？」を考えれば良い。

ひらたく言えば「スポンサー＝タニマチ」が少なくなったからである。

そこで、元来在った上下関係や秩序を教える事が無くなった現状がある。

更に「勝てば給料以外にお金が貰えるから頑張ろう」が無くなったのだ。


つまり、日本のプロ野球は「相撲界と同じ道」を歩いている気がするのだ。

まあ、気のせいであって欲しい話ではあるが。

いずれにせよ「他人事」ではないニュースである。

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カブスが破産法申請＝米大リーグ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091013-00000019-jij-spo
10月13日9時55分配信 時事通信

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