年金記録未解明だから起きる「余りにもいい加減な・年金の証明」

年金記録１７４２万件が未解明のまま
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000511-san-pol
(3月1日1時10分配信 産経新聞)


「未解明」だなんて、曖昧な話はもう聞き飽きた。

年金は実は「初めから管理されて居ない役所が多かった」と表現すべきだ。

つまり「ねずみ講だった」と言えば良いとさえ思う事が余りにも多いから。


そこで・・・・・
去年10月に「iza」のブログで、こんな事を書いてみたので、ご参考頂ければと思う。

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先日「裏付証明の余りにもテキトウ過ぎる話」があったので呟いてみる。
心の底から呆れてしまった「典型的なお役所仕事」であったからである。
比較的従業員を多く抱えている顧問先での話である。

何年か前に働いて居た人が「第三号被保険者」になって居る証明が欲しい。
そんな手紙が来たと言う。

第三号被保険者とは・・・
「扶養家族も年金を払って居ると同じ扱いになるから年金がその分もらえる」と言うモノ。

聞かれて直ぐ、該当当時の記憶を探った。
「市町村への申請」により扶養の確認がされて「第三号被保険者」に認定された記憶だ。
それゆえ質問された事に対して「個人で市町村役場に確認するのが最適では」と答えた。

直ぐに事務員の方に、役所へ確認の電話を入れてもらった。
すると、ナントモな話があったと苦笑いをしたのだ。
「役所担当窓口の答がテキトウ過ぎる回答だった」と言うのだ。


回答はこうだったと言う。

「その当時の記録が残されて居ないので曖昧です。」
「該当する方からお電話頂ければ、対応させて頂いております。」
「そう“住民であった”事を前提として、ほとんど認定しています。」


はぁ・・・？


つまり、こう言う事だろう。
例え登録申請が無く、支払の事実が無くても「支給対象」として認めると言う事なのだ。

更に突き詰めれば「国民年金を払って居なくてももらえる」事にもつながるではないか。
全く呆れた結果を出している「ねんきん特別便」である。


そこで、このニュースを考える。
【行方不明の父の年金もらい続け…詐欺の夫婦逮捕】
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/186327/


年金に関して「本人の手許に届いて居るか」の確認をしない役所の現状って何だろう。
亡くなった人間の年金を貰って居る「うそつき」
それは、この容疑者家族だけではないかも知れない。

更に申し訳ない言い方だが・・・
前述の通り「払って居ないのに貰って居るうそつき」が居ないとは言い切れない。

昔は「年金手帳が無いから支給出来ません」と役所は言い切った。

しかし現在は「泥棒に追い銭」を差し出す状況と同じ気がする。


「クレーマーが一人でも出ない様に」としか考えないお役所。
それが行う、様々な疑問が止まない「嘘っぱちのバラマキ福祉」だから。

平気で破産して、働けるくせに「生活保護申請」をする世の中だ。
だから、モラルとかを期待するのは難しい。
ならば「お役所がきちんと仕事をする」事だけは大切だと思うのだ。

そう、単純にお願いしたいだけなのだ。
せめて「ねんきん特別便」にだけは「年金を払った証明」をしっかりと求めて下さい。

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