「三度目の正直」「何事3度」「ホップ・ステップ・ジャンプ」
3という数字にまつわる日本の言葉は多い。
楽天が7連勝して、初めての首位に立った。
東北地方に住むワタシにしては、隣県宮城が本拠地との事もあり嬉しい。
更に「野村監督」ってのも嬉しさを感じる。
様々なニュースの報道が嬉しい。
しかし、テレビでは「巨人・連敗ストップ!」ばかりなのでつまらない。
だから派手にリンクを貼って・・・・
せめてここにおいでの皆様に嬉しさを伝えたい!
例え「短期間の天下」になろうとも・・・
楽天 7連勝、初の単独首位に ロッテの久保「実力不足」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080404-00000008-maip-base
(4月4日9時55分配信 毎日新聞)
楽天7連勝初単独首位「負ける訳ないな」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080404-00000031-nks-base
(4月4日9時52分配信 日刊スポーツ)
無敵すぎてどーもすいません!楽天4年目で初の単独首位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080404-00000001-sanspo-spo
(4月4日8時3分配信 サンケイスポーツ)
楽天首位!山崎武連発、通算300&301号
http://www.daily.co.jp/baseball/2008/04/04/0000910348.shtml
(デイリースポーツ)
投打の主役がっちり=山崎武300号、楽天7連勝-プロ野球
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008040300753
(時事通信)
やっぱり「報知新聞」は「放置」なんだな・・・
ワタシは昭和49年からのヤクルトファンであった。
「長嶋引退」を引き金に「荒川親子」に魅力を感じて・・・
個性のある選手が多かった・・・
巨人戦でしか見られない「雄姿」に切なさを感じた。
「おじゃまんが山田君」のキャラにもなった「安田」
「なんじゃこりゃ?」って打ち方の「八重樫」
「扇風機クリーンアップ」の「池山・広沢」
実は、野村さんがヤクルトの監督に就任した際に嫌悪感を感じた。
「あのおっさんに何が出来るんだ?」
しかし、野村監督はセリーグの「お荷物球団」ヤクルトを優勝に導いた。
それは監督就任3年目の事である。
阪神監督時代は「不遇の3年間」であったと感じた。
ヤクルト・楽天と比較すると「出来上がった球団」
過去に何度も優勝戦線を生き抜き「勝つ喜び」を十分に知っていた。
そんな球団に「勝つ喜び」を教えようとしても浸透しないのは当たり前。
「絶対に優勝は無理だ」と思った通り、連続最下位であった。
ヤクルトと楽天・・・どこか似ていないだろうか?
最大の共通点は「勝つ喜び」を実感したくても出来ない球団。
野村さんは監督として「野村再生工場」のニックネームを持つ。
ヤクルト優勝に於いて、どれだけの選手がその魔法にかかったか?
代表的な選手は飯田哲也であろう。
元々控え捕手であった彼。
魔法にかからなければ「古田敦也の影」で終わっていたはず。
更に「田畑一也」「小早川毅彦」
そんな「他球団からの戦力外選手再生」も記憶にある。
今回もその魔法にかかった選手が「山崎」である。
エコロジー活動が「地球にやさしい」なら
野村監督は「プロ野球にやさしい」再生活動である
「作る年、戦う年、勝つ年」と3年をかけてのチーム作りの方針
以前もそんな事を言ってヤクルトを優勝に導いた。
これは一般企業にも言える事である。
今の企業は直ぐに結果を求めてしまう。
以前ご紹介した「SY」の話ではないが、数字を直ぐに求める。
数字を立てたから、直ぐに実績なんか追いつくか?
インスタントラーメンみたいに「直ぐ出来る」訳は無い。
それだけせちがないから、誰も着いて来なくなるのだ。
3週間・3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月・12ヶ月
ワタシは「3にまつわる日々」で状況を見る。
これはワタシがコンサルタントとして見出したものではない。
昔から言われている事を実直に行って居るだけなのである。
12ヶ月の「短期計画」3年目の「軌道修正」
そして5年目に「中期計画の良い結果」を出す。
当たり前に、当たり前の実践をするだけが「経営の安定」なのだ。
最近の企業の馬鹿さ加減は「待てない」事にあると痛切する。
「待てない」から過剰に期待をかける。
過剰に期待をかけるから直ぐに「戦力外通告」になる。
そんな企業に誰が魅力を感じるのだろうか?
若者の「企業に対する非難」は、ここから始まっているかも知れない。
それを考えると・・・
日本人は「巨人軍」の感覚を持ちすぎである。
金に任せてスター選手をどんどん確保する。
だから「育てる技量」を持ち合わせて居ない。
フロントだって、そんな感覚はさらさら持ち合わせて居ない。
今の「日本の大企業」や「国のお役所」が、まさにその通り。
だから、地方の有名企業までそれを真似する。
「学歴」「資格持ち」が優先。
更に「人間性」「実践」が伴わなくても単に「判断材料」とする。
仕事が出来なくても「過去の看板」があれば「キャリア組」と判断する。
だから、こんな記事が世間を賑わす
NHKインサイダー記者ら3人懲戒免職
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080403-00000936-san-soci
(4月3日20時12分配信 産経新聞)
彼等は単に「自分をエリート」と勘違いしての行動。
「学歴さえあれば」「看板さえあれば」
そんな勘違いの意識が産んだ馬鹿げた事件と考える。
振り込め10億円超詐取か=早大生ら3人を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080403-00000105-jij-soci
(4月3日19時1分配信 時事通信)
以前行って居た「ゆとり教育」って奴は何を教えて居たの?
早稲田学生の逮捕がそれを問いかけていないか?
ここで世間の皆様に問いたい!
小さな赤ちゃんに離乳食を与える時、時間をかけないか?
食が細くなった老人の食事時間が長くなっても待てないのか?
世間も、企業も、世の中の全てが「待てない」
「待たなくちゃいけないもの」を「待てない」
しかも「待ち方」を間違えている。
ワタシは、顧問先に何時もお願いしている。
「即決すべき事と待つ事の分け方を考えて行動して下さい。」
皆さんも「渋々ながら」「顔をしかめながら」ご理解頂いて居る。
楽天の首位を大きく報道しないメディア。
それは世の中に「待って!」を報道しない責任にもつながると思う。
しかし・・・
森三中の村上の「28年間守り続けた処女」を報道しただけでも良いか。
純愛は 待つ事全て 美しい
綺麗なものを もっと作ろう
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