忍者ブログ
izaブログで名を売らせて頂いた原点の「戯言」が書いてある「過去帳」です。 忘れたくない原点ですので、更新はしませんが、削除もしないスレッドです。
[149] [148] [147] [146] [145] [144] [143] [142] [141] [140] [139]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

インターネットサイト普及の悲劇?いや、それだけではないと感じた本件。

希望退職者を募る前に何か出来る事は無かったのか?

雇用問題が騒がしい現在、また一言書かせて頂きたいと思う。

ぴあが90─100人の希望退職者を募集、社員数の3分の1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000340-reu-bus_all
(5月17日8時40分配信 ロイター)


本件は二つの事を考えさせられた。

「興行業界の危機」と「人材問題」である。


先ずは「興行業界の危機」から書かせて頂く。


先日「都はるみ事務所社長自殺?」を書かせて頂いた。

本件は、少なからずこれに付随する一件と考えて居る。

何故なら、世の中の風潮が「興行業界の危機」を作って居るからである。

大画面液晶テレビ・サラウンドシステム・インターネット・デジタル放送

この四つを組み合わせた家庭が沢山存在して来た。

すなわち、これは何を意味するかお判りであろう。

「わざわざ足を運ばなくても臨場感が味わえる」事である。

つまり「コンサート」「映画館」は「然程用無し」になりつつある事である。

過去の状況を振り返ってみればわかる事である。

「有名な歌手が来るから」とのコンサートを心待ちにしていた。

「彼女とのデートをする為」映画を見に行き、喫茶店で話をした。

無論「自宅の小さいテレビ」で映画を見てもつまらない事もあったが。


世の中の風潮は、先ず地方都市から「喫茶店」を消した。

ファーストフード店・外食事業の普及は「喫茶店」を不要とした。

物静かに「美味しい珈琲」を出してくれる店は寡少となった。

次に「映画館」が消えて行った。

レンタルビデオ・DVDの普及は「好きな時間に見れる」方向に流れた。

価格を下げた、流行の映画を上映する大手映画館のみが残った。

下世話な話をすれば「哀愁のエロ映画館」は何処かに残って居るのだろうか?

最後に消える運命だったと言えば当然の流れ。

コンサート等を行う「興行業界」も煽りを喰らう立場にある。

かつて栄華を放った「演歌の世界」は、最初の犠牲者となる。

それゆえ「都はるみ事務所社長自殺?」は起こり得たのであろう。

もしもワタシの書いた話にご興味があれば↓をご参照願いたい。
2008/04/08掲載 
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/83/


次は「人材問題」を書かせて頂く。

チケットピアと言う会社は、今迄何を考えて居たのだろうか?

「チケットを販売する側」であったのなら「興行業界」は見えて居た筈。

今更「人材削減の発表」なんて、ちゃんちゃら可笑しい。

まして、このご時勢。「ウチも大変なんですよ」とでも言いたかったのか?

何れにせよ「お粗末」の一言に尽きる報道とお見受けする。


それでは、これから削減予定だった90-100人の人間に何をさせて居たのか?

「善意で雇って居りました。」とでも言うのか。

企業と言うのは、しっかりとした方向性を以って人材構成をするのが当然。

これではまるで「お粗末なコンサルタントに依頼した結果」ではないか?


日本経済の衰退を別な局面で考えれば判るであろう。

「人件費さえ削れば良い」と「お粗末コンサルタント」の提唱を企業が受ける。

そして「お金を稼ぐ」消費者を徐々に消している事にあるのだ。


経営コンサルタントを生業とするワタシは「経費節減」を人件費に依らない。


理由は簡単である。

従事員を一人ひとりヒアリングすると「宝物」に当たる事があるからである。

「売上が無いから人材を削減します。」

そんな事ばかりやって居るから「日本の可能性」が徐々に無くなって行くのである。

強いては「経済活動」すら減少させてしまう要因ともなり兼ねるのである。


確かにチケット業界が苦しいのは判る。

前述の「都はるみ事務所社長自殺?」を考えても判る。

しかし、それ以上に「準備」若しくは「対策」が必要ではなかったか?

物事を「長期計画」ではなく「超短期計画」で見るからこうなるのである。


チケットピアだってまだ遅くない。

「解雇の悲劇」の前に、何かを考えて頂きたい本件である。

拍手[0回]

PR

コメント
世間にはまだまだ「アナログ人間」は居る・・・
まだまだ
PCも携帯電話もさわれない人もいる。
DVDって何者だ!てな人もいる。
映画は「スクリーンでなきゃダメダメ」
音楽・演劇・演芸「ライブでなきゃダメダメ」
ニュースはやっぱり新聞が一番
そういう人、まだまだ多いはず。


「ぴあ」の仕事といえば
「チケット斡旋」と「雑誌ぴあ発行」
まだまだ需要はあるはずです。
もう少し、知恵を絞りませんか?

こをゐちさんのおっしゃるとおり
安易な「リストラ」は経済を後退させますよね。
【2008/05/17 22:43】 NAME[くじらいだー@] WEBLINK[URL] EDIT[]
ご同意感謝です
>映画は「スクリーンでなきゃダメダメ」

そんな愛好家が居るので「福島」ではある映画館が頑張ってます。

>安易な「リストラ」は経済を後退させますよね。

もっと「本音」を言えば「役員給料」が貰えなくなると困るからと言う理由も・・・(ナイショ)
【2008/05/17 22:49】


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
ゆさこをゐちはこんな奴
HN:
ゆさこをゐち
性別:
男性
職業:
発展途上企業応援団長
趣味:
作詞・作曲
自己紹介:
田舎では珍しい「企業の何でも屋」です。
サラリーマンの方でも結構です。何でもご相談を!
もうひとつのブログです
「ありがとう!」コメント
[07/16 とうりすがりのもの]
[05/23 くじらいだー@]
[03/22 匿名希望らしいです(>.<)]
[03/21 タバコ]
[03/14 匿名希望らしいです(>.<)]
最新トラックバック
感謝! ご来場回数
お天気情報
アクセス解析