老人福祉施設バブル時代もありました・・・・

通常は夜に書いてるブログを「嬉しくて」昼間書いてしまったりしているワタシ・・・・・
何故って？
お調子者のワタシは直に浮き足立つ。

今日は珍しく7アクセスあったみたい！やった～！

ただそれだけの理由であります。


間違ったとしても何でも良い。
キーワードが「くたばれ経営コンサルタント」と言う実に変わったキーワード。
更に出来たばかりでそんなに告知している訳でもない。
コメントがもらえなくてもそれはそれで嬉しいものであります。

叙述はこんなところで・・・・・・タイトルの話を！

ワタシは以前
「東北ブロック老人福祉施設協議会・事務局長」「福島県痴呆性グループホーム協議会・事務局長」
こんな言う肩書きを本業の他に頂いていた頃がありました。
介護保険制度がようやく固まり始めた頃の話であります。

協議会って事で当然偉い方々も集まる。
その現場責任者の方々を集めて講習会等を主催しておりました。

老人福祉施設協議会は、東北六県を集めるだけあって、大会の開催はなかなか苦労させられたものであります。

しかし、言いたい事は・・・・・・

事前に六県の各県代表の幹部とのミーティングにお付き合いするのがなかなか・・・・
良い幹部の方は確かにいらっしゃったが、あまり好ましくない方が多かった。

元々数字を組み立てる生業のワタシ。人の話を聞いて「ホゥ」と思う事は多々ありました。

「うちのホームは○×◇」とか「社会福祉法人・公益法人は非課税だからたまらないね」とか・・・・
でも幾ら酔って居ても笑いながら言っちゃあいかん。

こんな事をおっしゃってた「責任者たち」

来年任期切れだから退職金が幾らもらえる。
短期間でこれだけもらえるんだから笑いがとまらないよな。

税務調査があるわけじゃないから、てきとうに予算を使えば家計まで助かる。
予算を使い切らないと来年もらえなくなるし。

支援費補助まで出してくれるんだから、まさに老人福祉施設バブルだよな。


事務打合せは何時も30分程度。会議後は宴会。
日当・旅費支給。もちろん宿泊つき。
開催するホテルも「それなりに」有名な場所を使用する。

確かにワタシも同席させてもらった。
1,000件を超える施設から10,000円以上の会費を徴収。
それを使って開催するんだから「ネズミ講」に近い恐ろしい組織であった。

本当に責任を持って運営していたかが疑問である。

今は「25%報酬減額」と言う天罰が下りバブルが消えた。
しかし、、天は支援策を与える！！

「特殊法人以外の老人福祉施設は消えてくれ」とばかりの追風が吹く！
NPO・株式会社・有限会社組織の老人福祉施設が殺されようとしている。

2年～3年程度で社長が変わる企業を信用出来ますか？

特殊法人はほとんどの責任者が天下り。
だから、どんなトラブルが発覚しても「あの当時の責任者は」って逃げ果せる。
そんなシステムだと言う事を、ほとんどの人は知らない。

まあ、国民全体に無責任化された事もあるのでチャラって事もあるけども・・・・

幸いしてワタシの顧問先の老人福祉施設は「抹殺されるターゲットの株式会社」
しかし全く問題無く運営されている。

簡単に社長交代できないので当然と言えば当然である。

こちらをご覧頂いている奇跡的な方々に「アドバイス」として申し上げる事はたったひとつ。

従業員の入れ替わりの激しい処は絶対信用出来ない

これは、老人福祉施設でなくても同じではないかと思う。
もっとも、入替え無しが理由で最悪になってる企業体もあるが・・・・・
お役所なんてのはそんなもんでしょう？（大笑）

最後に

老人ホーム＝姥捨て山

そんなある意味の冷たさを現場で感じた事も当然ある。
その理由はワタシが知る限りの比率

精神的や身体的理由でやむなく入所されてる方・・・・・55%
身寄りが無く体が不自由の為入所されている方・・・・・25%
一緒に居たくないと預けられた方・・・・・・・・・・・・・・・・・20%

ここにも見えませんか？

一戸建ての核家族・田舎の過疎現象・家庭内暴力

親の背中を見て子は育つのだから、これから20年後の世の中が楽しみだ・・・・・・