「キャリーバッグ」と「ベビーカー」の常識判断を考える

キャリーバッグ　エスカレーター滑落、足ぶつけにご用心
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000009-maip-soci
(12月22日15時8分配信 毎日新聞)


言って悪いが「常識知らずへの配慮」はもう要らないと思う。

随分前に「ベビーカーを畳むか」の話があっただろう。
その時に随分と「畳むのがどうだ」とゴネた方の論争があったではないか。

それは便利さを「当たり前」で認識した結果、論争が起きたと思う。
ならば「キャリーバッグ」も、ある意味同じ事を考えなければならないだろう。


※参考：過去ブログ
[電車内ベビーカーでマナー議論？討論は要りません！]
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/146/



「手荷物が重い為に移動に対して便宜を図った商品」がキャリーバッグ。

「子供を背負わずして楽に移動出来る様に便宜を図った商品」ベビーカー。

基本的構造は一緒だし、便宜性の発生要因も同じだろう。

ならば「非常時」「混雑時」の「周囲に対する気配り」はあって当たり前だろう。


極端な話をすれば簡単であろう。
もしも地震が起きたり火災が起きたりして「混乱した状態」になったらどうする。
悠長に「キャリーバッグを引っ張る」って事が出来るか？

子供を「ベビーカーに乗せて移動する」って考えるか？
もしもそれが出来るのなら、まだまだ余裕があるか「無神経」なだけだろう。


人間は非常時になると「何かを抱えて飛び出す」のが習性だそうだ。

大切な物を守ろうと思ったら「手で抱える」ってのが当たり前だろう。
非常時になって「子供を抱きかかえて移動しない親」は、そもそも資格が無い。
非常時になって「荷物を引っ張って移動する荷物」は、さして大切なものでは無い。


そもそも「自分の手の内で確認する」ってのが「大切なもの」ではないか。

ならば答は簡単に出ると思うのだ。
単にどうでも良い物を楽して運ぼうと言う感覚だから「怠慢」になるのだ。

それに「自分さえよければ」の思考が融合すれば「混雑時」はお構いなしになる。
基本が全く判っていないから「つまらないニュース」にもなる。


大体「常識」ってもので秤にかけないのかだけが問題だろう。

だから「原点に戻る事」で考えれば良いだろう。
「ベビーカー」も「キャリーバッグ」も全く同じ事が言える。


滑車部分が壊れれば「ただの荷物入れ」にしかならないのだ。

混雑時間帯にぶつかれば「ある意味の凶器」になってしまうのだ。


「荷物の中味が壊れた」とか「赤ちゃんが怪我した」何て事にもなるだろう。
そのうえ「他人様が怪我をする事」にもつながり、悪い事づくめなのだ。


だから「二次災害」と言うモノを考えなければならない。

そして「自分だけは大丈夫」何て悠長な事を考えてはならない。


「ベビーカー」も「キャリーバッグ」もある部品が「凶器」に直ぐなるのだ。
そう「引っ張る棒の部分」が壊れて、身体に刺さる可能性は無いと言えない。

「手に持つ煙草が小さな子供さんの顔に当たるかも知れません」
喫煙マナーに関して、そんな事をCMでやって居るではないか。


だから「混雑時は・・・」とマナーを訴える事は間違いでは無いだろう。



とかく「自分の都合の良い事ばかり」では、世の中はちっとも良くならないのだ。




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