昨夜、久々に絶品餃子を食べた。
ワタシの認識不足だったのかも知れないが「タレ付け無し」の餃子があったのだ。
通常は「ネタを仕込んだら直ぐに包む」⇒「直ぐ焼く」
しかし「ネタを一晩寝かせる」から芳醇な味が出る。
逆にタレを付けるのではなく「混ぜ物無しの醸造酢」を付けるだけで良い!
そのまま食べても良し!
思い出しただけでよだれが出てきた。
そんな感動の味を味わうと、こんなニュースが嬉しい。
<国産食材>偽装問題や中毒事件…不祥事相次ぎ人気
国産食材が人気だ。
食の偽装問題や中国製冷凍ギョーザによる中毒事件など相次ぐ食の不祥事の影響で、これまで輸入に頼ってきた食材の国産品転換が進んでいる。
しかし日本の食料自給率はカロリーベースで39%(06年度)。
国産野菜などは品薄感も強く、値上がり傾向にある。
国産品人気が及ぼすものは--。【中川紗矢子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000059-mai-soci
(3月25日11時59分配信 毎日新聞)
価格の安い高いは別として「美味い物」の材料は国産製品なのである。
それよか、もっと気になったニュースがあった。
“SY”ビジネスマンが危ない…今こそ「数字力」を!
先の日銀後継総裁問題では福田首相の「KY」ぶりが問題になった。
すっかりおなじみの「空気が読めない」の略だが、では「SY」はご存じだろうか?
こちらは「数字が読めない」の略。
経営コンサルタント、小宮一慶さん(50)の“命名”で「数字力」がビジネスマンの課題とも。
いったいどういうことなのか?。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/28982
(2008/3/24 17:00 夕刊フジ)
「SY」⇒「数字が読めない」????????
きっとこの方は有名な経営コンサルタントなんだろう。
だからこそ提唱されているのだから、ニュースになったのだろう。
しかし・・・
申し訳ないが、この方の考えは「KY」であると考える。
何故「数字」に直ぐ行くのだろう?
ワタシは何度か申し上げたが「現場主義」の経営コンサルタントである。
現場を知らなければ数字が読めないのは当たり前ではないか?
だったら「SY」ではなく「GY」(現場が読めない)のではないか?
偉い先生は結果を直ぐ出さなくてはならないから、きっと数字に走るだけなのであろう。
昨日のブログで話をさせて頂いた「経営改善計画書」
ワタシも数字を作る人間であるが「現場を見て」作る。
お陰さまで、昨日の計画書はすんなり通った報告を受けた。
ちょっと自慢させて頂くと・・・
ワタシが作った計画書は「稟議書を余り書かずに済む」の理由でウケが良い。
現場を見て、裏付を表現して、将来性を書く。
それ以上の「経営改善計画書」は無い。
だから無条件で「遊佐さんなら」の話が頂ける事が多い。
「現場中心に物事を判断してよかった。」
それを感じる瞬間であり、非常に有難い話である。
何故現場にこだわるか?それは簡単である。
「自分の会社は何をして利益を得るか」
それすら知らない事務員が沢山存在するからである。
「わたしはぁ~事務員だしぃ~」
「なんでそんな事知らなくちゃいけないんですかぁ」
「営業の方がいないのでわかりません」
こんな馬鹿事務員ばかりが多い世の中。
更に輪をかけるように
「どんな工程で作っているものか」を知らずに販売する営業。
工程を見ないから「原価」がわからない。
原価がわからないから数字がつかみようがない。
そこからやっと「SY」の入り口になるのではないか?
まあ・・・
ワタシみたいな無名で埋もれた人間が申し入れるのも失礼な話だったかも知れない。
でも、小宮一慶さんって方がご覧になる事も無いだろうから、もうチョッと失礼な話を。
(本当に生意気で失礼なワタシ)
あまり数字力だけを高めると「弊害」が起きる。
出来もしない数字を作ってしまう場合があるから。
経営陣は、それぞれに「ノルマ」と「奮起材料」として「予算」を立案させる。
しかし・・・・・
市場調査等の「現場」を考えずに「前年度はこうだったから」と無理強いの予算立案。
あり得ない数字を作らされる事も想定される。
だから「本当の実績数値」を上げられない事も多々・・・・・
ワタシは「本当の純利益」を「現場」から産み出す事を前提として立案する。
しかし「下手に数字を読む人間」の頭の中には「現場経費」が無い場合がある。
つまり「数字にだけ強くなる弊害」は「現場経費無視」なのである。
例として「家を建てる」事で表現すれば・・・
コストを削減する為に「安い材料」
設計料を削減する為に「企画商品の開発」
しかし・・・
「大工さんが居ない」ような予算を作るのである。
<国産食材>偽装問題や中毒事件…不祥事相次ぎ人気
これを前に掲げたのは「安かれ・悪かれ」の食品が多い事に気付いて頂きたかったからでもある。
中国の野菜を作っている場所は日本からは見えない。
どんなカタチで梱包され、日本に送られているのも見えない。
国産はその気になれば何時でも見れる。
ワタシが「現場主義」なのは「見えない物は信じない」からである。
ま・・・
ワタシだけ「GY」を馬鹿みたいに叫んで居れば良い事。
またまたでかい独り言
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