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izaブログで名を売らせて頂いた原点の「戯言」が書いてある「過去帳」です。 忘れたくない原点ですので、更新はしませんが、削除もしないスレッドです。
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昨夜、仕事をしながら「ぴったんこかんかん」を見ていた。
ゲストが立川志の輔師匠であった。
その時、面白いと言うか、悲しい事を呟かれて居た。

昔は「弟子になりたい」って玄関の前に立っていたもんです。
でも、今は往復はがきで送って来るってのもあるみたいで・・・
質問状みたいに表に「弟子にしてもらえますか」
裏に「Yes・No」を書いたのが来たって話ですよ・・・

そんな時代だから、こんな事が起きるのだろうか?


破門逆恨みで落語協会を脅迫 鶴光さんの元弟子を逮捕
師匠の笑福亭鶴光さんに破門されたことを逆恨みし、社団法人「落語芸術協会」を脅したとして、警視庁新宿署は、脅迫の疑いで、川崎市多摩区枡形、無職、出来谷純一容疑者(35)を逮捕した。
「脅迫電話を掛けたのは間違いない」と供述している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000934-san-soci
(3月25日17時43分配信 産経新聞)


多分、いや、おそらく「今の若い方」には「徒弟制度」をなかなか理解出来ないと思う。
まして、ワタシ位の年齢の親も「徒弟制度はナンセンス」と子供に教えるかも知れない。
更に教えた親も「ナンセンス」と考え直して居るかも知れない。
例え理解したとしても、体が受け付けない方が大勢いらっしゃると思う。

言い方は失礼だが「無責任」「根性無し」ばかりの世の中だから仕方が無い。


「オヤジの懐古主義」的な話をさせて頂くと・・・
ワタシは「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」を初回から聞き、落語家とDJに憧れた。
憧れは夢を生み、夢は「実現する為の努力と根性」を生む。

そうなれば「この人のようになろう」と「徒弟制度」を「体で理解出来る」


話はチョッと違うかも知れないが・・・
高校の頃「バンドで早くメジャーになる方法」を考えた。
結果、PA(ステージの音響をやる方)に師事し、バンド活動を開始した。

小間使いを重ね、「音」を知り「曲作り」を知り「ステージング」を知った。
バンド仲間の年配の方々より「俺のバンドでやって」とお願いされるまでになれた。
アマチュアながら「お前の曲を使って良いか?」と言われるまでになった。
もう二十数年前の「チョッとした自慢話」ではあるが・・・


ワタシも結果的に「徒弟制度」で育った人間。
「こんなクソオヤジ!すぐ追い越してやる!」
「下手に出て、仕事を盗んでやる。」
「こいつらを追い越せば俺は勝ち組になれる」
そんな気持を持って、今迄サバイバルレースを生きてきた。


それを考えると・・・
こんなコメントを見て「やはり」と溜息が出た。

2日連続して「夕刊フジBLOG」を例えに挙げて恐縮ですが・・・

予め申し上げますが、全く悪意はありません!
たまたま例を探していたらヒットしただけです。
勿論「誹謗中傷の対象」として掲げるつもりもさらさらありません。



人材サバイバル(中)社員を定着させるには
採用・人事のコンサルティングを手がける「トライアンフ」の樋口弘和社長は指摘する。
とかく「辛抱が足りない」とオジサン世代からは批判されがちな若者だが、未来に希望を抱けなければ誰だってモチベーションは下がるだろう。
http://www.yukan-fuji.com/archives/2008/03/post_13314.html
(夕刊フジBLOGより)


・・・・・そうかな?

「こんなクソオヤジ!すぐ追い越してやる!」
そんな事を思う人間がどれだけ居るの?
モチベーションを下げて居るのは「自分自身」が悪いからでは?

若者ウケを狙った発言とご察しする。
しかし、そんな事ばかり言ってたのでは、自分の首を絞めるだけでは?
そんな事を考えてしまった。

まあ、ワタシが言っても「誹謗中傷」にしか取って頂けないだろう。
ワタシは「変わった人材育成」をする為にメジャーに成れないし・・・
メジャーな方の話にチャチャ入れして居るだけにしか見えないと思う。
「馬鹿な貧乏コンサルタントの独り言」とお許し頂きたい。


更にこのBLOGの後述にはこのような事が書いてあった。

自我を持ちながらもそれをぶち壊していく適応力がないと、これからの急激な世の中の流れにはついて行けなくなる。
今までは頭の良さが出世のひとつのカギでもあったが、これからは柔らかさが重要なのではないか。


文句を言うつもりは無いが・・・
この方がおっしゃってた「辛抱が足りない」人。
それゆえに、こんな事を要求するのは無理なのでは?

確かに「柔軟性」には欠けている。
小さな頃から「成績でトップを目指す事」をノルマとしてかけられて居たのだから。

クロスワードパズルのような「お勉強」を詰め仕込まれ、マニュアル通りの「良い子」になる事をよしとし 「悪いのは自分ではなく他人」と擦り付けの精神で育ったから仕方が無い。


文句のような話ばかりもいささか失礼なので・・・
ワタシの「人材育成」に関するお話を!

ワタシは「今どきの若者」に「何故?」を作ってもらうように仕向ける。
その理由は、ワタシ自身だって若者の感覚が「何故?」だからである。

今の管理職の一番悪い処は「本当の何故?」を追求しない事にあると思う。
それは「追求して責任取れないよ」と無責任な姿勢だからである。
オジサン世代の人間は「辛抱が足りない」と言う割に「責任を取らない」
前述、樋口弘和社長の話は「当たらずとも遠からず」
確かにモチベーションの問題につながる。


ワタシの若者への「何故」の始まりは「音楽」
全く関係無い話とお考えになるかも知れないが、かなり大きな関連性がある。
「この音楽、良いな。」と思った時・・・
オジサン世代の人間は「LPを小遣い貯めて購入」だった十代。
若者は「CDの中の好きな一曲だけのダウンロード」の現在。
これだけ大きく違うのだから、感覚は違って当たり前

そこで、オジサンは聞かなくちゃならない。
「何故?CDを買わないの?」
その時、こう言えば少しは会話が続くであろう
「古い話してごめんね。昔はネ・・・・・」
多少の共通点が「会話」で見つかる可能性だってあるのだ。

単純な話「目線を合わせて話をする」と言う行為である。

上目遣いで「お前は駄目だ」と威張り散らす。
「昔はなぁ~こうだったんだ」と「今」をろくろく知らないくせに「昔の自慢話」をする。
やっとつかんだ椅子を誇示するような傍若無人ぶり。
先に進む事をすっかり忘れてしまった。
そんな無能な上司には全く無縁な事である。


イマドキの馬鹿な管理職は「イマドキの歌」をカラオケで歌えば「多少の共通点」を見出す事でコミニュケーションが取れると思って居るかも知れないが、それは逆効果の場合もある。
ワタシは堂々と「昔の歌」を歌う。
思いっきり"The Stylistics"の"Can't Give You Anything"なんかを歌っちゃう。
チューリップの「いとしのエミリー」も歌っちゃう。
理由は簡単である。
「オジサン世代」の人間がCMディレクターとしてBGMに「昔の歌」をリメイクして使って居るではないか?
昔の歌を恥じる事は無い。むしろ「昔の歌」はイマドキの若者には新鮮だから。


だから「今の若い方」に「徒弟制度」を良い意味で理解してもらい「新しい徒弟制度」を作る事が一番の方法と考える。
その様は「親鳥が小鳥に餌を与える」仕草を基本として。

そして忘れてはならない言葉

「実る程頭を垂れる稲穂かな」

その精神が徒弟制度の基本を築いて来たのであるから。
「名人」と呼ばれた落語会の師匠がそうであったように。

「今の若い方」がもし見られていたら申し上げたい。
「徒弟制度で修行し、自分が大きくなくてはならない業界」で
逆ギレは「反則」である。


「徒弟制度」を世の中に再び浸透させないと、崩壊する可能性があると感じた。


今日はかなり長い独り言
しかも昼間から・・・
お昼休みも終わったから、そろそろ・・・

拍手[2回]

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コメント
♪行け行け 川口浩 どんとゆけ~
「稀代のコミックシンガー」として確固たる地位を
築いた「嘉門達夫」氏は、かつて鶴光師の弟子で
「笑福亭笑光」という高座名までもらってましたが
諸般の事情により破門となりました。
しかし彼はそれをバネにして、コミックシンガー
となりました。

今にして思えば、彼の作詞(替え歌を含む)センス
には、ちゃんと落語家としての修行が生きてるのです。

破門されて、逆ギレするしか能がないなんて
なんだかなぁ~
・・・・・・・・・・・

ところでご存じですか?
鶴光さんの正式な名前の読み方は
「つるこう」ではなく「つるこ」なのです・
【2008/03/26 23:12】 NAME[くじらいだー@] WEBLINK[URL] EDIT[]
ゑぇ~!知らなんだぁ~
>鶴光さんの正式な名前の読み方は「つるこう」ではなく「つるこ」なのです

かつての愛読書「鶴光のかやくごはん」には書いてなかったです。
いや~・・・・・・
今日はこのネタ振ってよかった。

くじらいだーさん!いつもありがとうございます。
【2008/03/26 23:22】


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