「もう誰も振り向かないガソリン価格」と「アメリカ」を考える

さんざん泣き言の様に騒いだ「ガソリン価格」である。

上がる時は話題になるが、下がる時は殆ど「当たり前」になる。

そして見向きもしなくなるのが現状で笑えない。


ガソリン急落、141円＝原油安で過去最大の下げ－4日現在
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000111-jij-bus_all
(11月6日17時1分配信 時事通信)


ワタシの事務所斜めにあるガソリンスタンドは「現金130円」の看板になった。
今日は遠方出張だったので、空になったタンクを満タンにした。
そして「これから大丈夫かな？」を考えた。

元々、石油価格高騰を招いたのは、どんな理由からだったろう。
そして、それに携わる人間達は、どんな風になって居ただろう。


ゆっくりと半年前を振り返れば、それは判るだろう。


そして今回、原油価格が下落した。

更に相変わらず「円高」である。
単にワタシは、恐怖で胸がいっぱいになる。
そう「戦争がまた起こるのだな」と。


火の点いた様に騒いだ様々な問題を振り返る。

洞爺湖サミットの大騒ぎは、一体何処に消えてしまったのだろう。
コンビニの24時間営業は、もう忘れられた存在になったのだろうか。
原油価格の高騰で騒いだ各機関からは、何のコメントも無いのだろうか。

様々に大騒ぎした割に、今は何も語られる事は無い。


今回の原油価格に関しては「円高」が起こしたのが一番なのだろう。

しかし、オバマ大統領率いる「アメリカの民主党」の存在を考える。
そうなれば、また「聖戦」と言う名目で、戦争が始まるのだろう。

確かに「武力制圧」とか、言葉を換えて話をするかも知れない。
しかし「戦争」には変わりないであろう。

もしも本当に「平和の為の戦争」であるなら、兵器攻撃は要らない。
まして、兵器攻撃をすれば「油田」を攻める必要は無くなる。
更に「原油の加工物」で動く、飛行機や母艦を動かす必要は無くなる。


何故、それを考えないのだろう。


「エコロジー」とか「限られた資源を大切に」とか言う論理に反するだけだ。
まあ、それを考えれば「一番エコでは無い国」がアメリカなのだろう。

そんな意味では、矛盾たっぷりのアメリカが大嫌いだ。


今回の「ガソリン値下げ」は、こんな事まで考えさせられた。

そう、単に妄想かも知れない。

しかし「値下げしたから無駄遣い」ってのは、もう止めて欲しいだけだ。



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