これが本当の「景気対策」ではないだろうか？

不況　中小企業対象の無利子融資に殺到…東京・大田区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000014-maip-soci
(11月4日12時38分配信 毎日新聞)


小室さんのニュースに大騒ぎの本日。
こんなほのかなニュースに気持が温かくなる。

実際、どれだけの融資が実行されるかは判らない。
「放漫経営」での借金申し込みもあるかも知れない。

でも「お役所のささやかな行為」が、何となく嬉しくなる。


様々な景気対策が模索され「バラマキ」と言う話も飛び交う昨今。
庶民の生活での根幹である「中小企業」に歩み寄る方策はあまり聞かない。

大田区は確かに「町工場のメッカ」でもある。
しかも「特殊技術」を持つ会社がすこぶる多い事を聞く。
ある意味「技術を絶やさない」事での融資かも知れない。

昔から器用な日本人が様々に開発し、培った多くの技術。
中国や韓国でコピーされたとしても、とても「本家」に敵う訳が無い。
だから「誇るべき日本の技術」の為に立ち上がったと思いたいのだ。


言っては悪いが、官庁関係はある意味「マニュアル化」されている。

そんな機構の中に「パズルを上手く組み合わせた」高学歴の人間が配属される。
ひらたく言えば「看板を採用している」に過ぎない場合が多い。
もっと酷い言い方をすれば「部品」にしか過ぎない人間も多い。


ならば「税金の使われ方」のレベルで考えると、それはどうだろう。

「誰でも出来る仕事」に税金を投入する事が正解なのだろうか。
「誰にも出来ない仕事」を存続させる為に税金が使われるべきか。

そんな事は火を見るより明らかであろう。


更に酷い言い方をすればこうなる。

一人の金持ちの消費者を作るより、より多くの消費者を助ける。
それを根幹に置けば「官僚の給与を利子補填に廻す」のが正解だろう。


でも、誰もそんな論理を述べる人間は居やしない。

そして「本気で守ろう」って気持になる役人は皆無だ。


動物だって「絶滅種」ってものがある。

今の日本はまさに「絶滅職」を着々と作って居るに過ぎない。


そんな日本が大嫌いだ。



まさにブログのタイトル「どうしちゃったの・この日本」である。

政府も、お役所も、是非基本を振り返って考えて欲しいものだ。



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