同志社大４年の女子学生を大麻所持で逮捕の理由を分析してみる

同志社大４年の女子学生を大麻所持で逮捕　兵庫県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000502-san-soci
(11月1日1時29分配信 産経新聞)


まあ、一言で片付けてしまえば「お嬢様の間違った遊びの顛末」である。


それより、世の中でもっと考えるべき事があると思う。

慶応にせよ同志社にせよ、難関を潜った「エリート学生」だ
「その学生が何故大麻事件を起こすのか」
それを考える事が先決ではないだろうか。

そして・・・・・
「もしかしたらこれからこんな事件が起こるかも知れない」
その予防策に走らなければならないと思うのだ。


先ずはワタシの勝手な論理を書く。

彼等は「桐の箱」の中で「無菌状態」で大学まで培養された。
受験に打ち勝ち「エリートの関門」を突破する事を目標として。

ところが、そこに「穴」が出て来てしまう。

「宇宙服を着て育った子供」が突然「半袖Ｔシャツ」に着替える。
極端に言えば「冬に真っ裸で外に出る」事なのである。

そう「世の中」と言う「雑菌だらけの世界」に入る事はそんなものであろう。
結果的に、様々なものが「アダムの林檎」になってしまうと思うのだ。

「沢山の知識」はあっても「世の中の常識」を持つ事は皆無だろう。
無論、家族だって「まともな常識」を教えられるとは思えない。

それはそうだろう。
「育てた」のではなく「型にはめて培養させた」子供なのだから。

今迄「無菌状態」で育って来た人間である。
世の中の悪い知識たっぷりの「甘い蜜」は手ぐすねひいて待っている。
それに、どっぷり浸かるまで時間はかからないだろう。


まして感覚の問題もある。

「大麻は一部の地域で認められている」
そんな話があれば、犯罪認識は当然薄くなるだろう。

学校のキャンパスで・・・・・
「煙草と同じ感覚で楽しめるよ」
そんな事を言われれば、尚更だと思うのだ。


その様は、高校時代の喫煙とメカニズムは一緒だと思う。

「何だ！お前は煙草も吸えないのか」
そんな風に不良仲間に揶揄された結果、吸い始める様なものだ。
きっかけは至って簡単な話だと思うのだ。


更に「エリート」と言う感覚で考えてみる。

ワタシが彼等と同じ年代の頃の「バンド仲間」での話を思い出してみた。

バンド仲間での「麻薬を多少かじった人間」に対する憧れである。
彼等は、確実に「ヒーロー扱い」であった。

「さすがクスリをやる人間は、ギターを弾かせてもひと味違うな。」

そんな事を言って「クスリとかかわる人間」を賞賛した。
そう、ある意味「音楽のエリート」と崇拝されたのだ。


ただ、こんな話もされた。

「あいつ、とうとうシャブにまで行ったんだって。」
「ああ、そうらしいね。もう終りだ。」

大麻から始まって、コケインに行って、半分廃人になった処で「覚醒剤」で終わる。
そんな話を幾つか耳にしたワタシは「たかが大麻」とは思えない。
享楽に走る人間は「最高のエクスタシー」へ向かうだけなのだ。


そんな意味でワタシは、今回の大学生の大麻事件をこう考える。

「エリート意識の馬鹿な暴走」


東大に入って官僚を目指し「俺の金」と、税金をむさぼる現実。
そして「ノーパンしゃぶしゃぶ」に通い、様々な問題が起きた過去。

数多い有名大学の人間が「エリート感覚」で、快楽を求めた現実。
そして「様々な強姦事件」が沢山起こり、大きく報道された過去。


だからこの論理が正解か否かは、各自の判断であると思う。

どうかご自由に解釈願いたいと思う。



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