「もったいない」が何故悪い？ 伊藤ハムで無駄死にした豚さんに「合掌」する

広がる？「ドギーバッグ」　海外では当然も…食中毒恐れ、日本は消極的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000553-san-soci
(11月7日12時44分配信 産経新聞)


食中毒とかの話は、全くもってどうでも良い話。
そもそも、食べられない程のオーダーをする事自体が理解出来ない。

外食にせよ、自宅での調理にせよ「ゴミを作る為にオーダーする」不思議さ。
「いやはや。まだ日本は飽食の時代が続いて居るのだろうか。」
そんな事を先ず初めに感じてしまった。


言って悪いが「そんなに騒ぐ程の事か」ってのがホンネではある。
しかし「もったいない」の話を取り上げるって事は良い事だと思う。


食事を提供する側からすれば、思考はこうであろう。

「俺が作ったものが不味いから残されてしまうのだろうか」

だから「お持ち帰りになりますか」の話に成り得る。


お客さんの側からしても「美味しいけど食べ切れなかった」なら良い。
でも、結果的に「ゴミになってしまう」では洒落にならない。

しかも「持ち帰るように言われたから」なんて話になったら困る。
折角の好意も「無駄」どころではなく「台無し」になるからである。


ここで「もったいない」を改めて考えてみたい。


何故、給食の食べ残しがゴミになって大量に処理されて居るのだろう。

本来「食べる為」に作られた野菜が「捨てられる為」に変わる。
沢山殺生をした「牛・豚・鶏」の存在はどうなってしまうのだろう。

「美味しくない」とか、生意気な事を言われて捨てられる。
「食欲が無い」とか、勝手な事を言われた挙句に捨てられる。

一体「何様」なんだ。
誰にそんな気侭勝手を習って来たんだ。


何故、早朝の繁華街でゴミの回収車が大量の「食べ残し」を運ぶのだろう。

ダイエットだかメタボだか知らないが「注文したもを残す」ってのは何事だ。
ならば、最初から「気まぐれ」で注文する事が間違って居ないか。

食べ物は「酒を呑む時に見る為に注文する」ものではないだろう。
食べてはじめて「酒の肴」の役目を果たすのではないだろうか。

一体「何様」なんだ。
大人がそんな事ばかりするから、子供が真似するだけだ。


ガソリン代をかけ、ゴミ処理場で燃料代がかけられ「石油類」が消費される。

でも、誰もそれに気付く事無く、毎日繰り返されるだけだ。


ああ、本当にもったいない。

伊藤ハムで処分された、ハム・ソーセージに「合掌」する夜である。



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