今日の仕事を七時に終え、事務所にて一服をしていた。
少し落ち着いたので、タイトルのお話をさせて頂こうと思う。
本日午前4時31分「チョコレートは明治」の携帯メール音が鳴った。
これは、このブログにトラックバックかコメントが入ったと言う呼び鈴である。
早朝でも深夜でも、この音は嬉しく響く。
近くにパソコンがあれば、直ぐに返信するのがワタシの習性である。
送信元が「酒井穣」? 誰じゃこれは?
ん・・・ 待てよ!
ワタシは一気に目が覚めてしまった!
昨日のブログにて「非難的な表現」をした本の著者ではないか?
ちなみに、この書籍を書かれた人物である。
『はじめての課長の教科書』特設サイト
http://www.d21.co.jp/contents/campaign/kacho/
(Discover社)
ワタシはベッドから叩き落ちるが如くパソコンへ向かった。
それはそうだ。
まさか本人から直々コメントを貰うなど「想定外」
しかも相手はワタシとは格違い!
どう考えてもワタシの部の悪さは瞬時に理解出来た。
参照↓
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/91/
「酒井氏のブログ」「人物像」を早急にネットで見て取りあえずの解釈。
取りあえず酒井氏に「御礼メール」を送った。
しかし、ワタシも屈折した人間。まともに文章が書ける訳が無い。
嫌悪感一杯のメールは午前5時30分頃に送信となった。
それから眠れる訳もなく、朦朧として風呂に入った。
何故か風呂に入ると落ち着きそうだったので・・・
そんな日に限って、顧問先から「ドタキャン」が来る。
人と会話すれば嫌悪感から解放され、笑い話の一つもと考えて居た。
まあ「神様の悪戯」とあきらめ、午後から訪問する顧客データの検査を。
それでも時間が出来、午前11時半にブログを書き始めた。
キーボードを叩くと、何となく気分転換になるので。
午後1時、顧問先到着。
それと同時位だったろう。携帯から「PC転送」のメール音がした。
「何かメール来たみたいだね。貴方も忙しい人だから早く返してやりな。」
顧問先の社長はワタシを気遣い、こんな事を言ってくれたが開いてみると・・・
酒井さんだ!
結構メールに偉そうな事を書きながらも「冷や汗」だけは隠せない。
理由は簡単!
ワタシはまだ彼の書籍を通読していない。
その前に論破されては、自我が崩壊してしまいそうだったから。
しかし、内容はそれこそ「予想外」
「私のプロフィールには嘘はありませんが、めいいっぱいキラキラ見えるように、私のこれまでの失敗などは反映されていません。」
こんな腰の低いメッセージが入って居た。
最後には「また色々と教えて下さい」
そんな言葉で〆て頂いた。
例え社交辞令でも、それはそれで嬉しいものである。
ワタシは情けない程に涙脆い。
当然ハンカチがぐしゃぐしゃに成った。
「この人は、口だけで本を書いて居るんじゃないんだ。」
こんな学歴も無い、経験だけでコンサルタントをやって居る人間なのに。
例え、腰の低さが文章上だとしても良い。
気さくに、直ぐに、時間を見てメールする姿は素晴らしい。
悔しさ半分で、帰りに『はじめての課長の教科書』を購入した。
冷静になって読むと、ワタシが今迄行って来た方法と変わり無い。
ただ、ワタシとの違いは「こん畜生!」と食って掛からない処。
そして、冷静になって行動する事。
単にワタシが未だに「ピーターパン」だからかも知れないが。
昨日は「上からモノ目線」にしか見えなかったもの。
それが「人間を知る」事で、逆転してしまう事をつくづく感じた。
やはり人間は「ある意味の論争」により真実をより確かに知る事が出来る。
解っていた事ではあるが、改めて思い知らされた。
ひねくれモノのワタシは、久々に論破された悔しさを味わった。
しかし、普段と違い、とても爽快な気分である。
最後に、酒井穣氏に敬意を表し
『はじめての課長の教科書』は素晴らしい本と評価したい
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