話もしないのに携帯かけっ放し？ 無料サービスのひずみ？

非常に奇妙なニュースがあったので、チョッと呟いてみる。
「やっぱりやりやがった！」そんな感があるニュースである。

話もしないのに携帯かけっ放し　最近の中高生は本当にこうなのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080413-00000001-jct-sci
(4月13日19時26分配信 J-CASTニュース)

記事の内容を見て・・・やはり！

ソフトバンクの「ホワイト学割」ってモノの利用。
看板通りの使用方法をして居るようだ。

同社携帯同士なら国内で午前1時～午後9時までの通話は無料。

これを通話状態の携帯をどこかに放置・・・
身の回りの音情報を流す用途で使用する・・・

神経を疑ってしまうような話だが、まんざら嘘でもあるまい。

何故なら「無料はとことん使い尽くす」

これが今の日本の消費者の現状であろうから・・・


そんな事を考えると、この記事は理解出来るのでは？

ドコモは一体どうしたのか　「一人負け」でシェア50%割れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000000-jct-sci
(4月12日12時25分配信 J-CASTニュース)


ワタシはAUの携帯を使っている。

理由のひとつに「偏屈物でシェア№1の物を使わない」
これもあるが、それはそれとして・・・

ワタシは仕事をする時「山間部」になる場合がある。

残念な事に、NTT-Docomoは電波が通じない。ソフトバンクまた同じ。

ワタシは「24時間絶対通じます」と名刺に携帯番号を書いて置く。

だから「絶対通じるメーカー」での携帯を使用するだけである。


携帯電話は非常に便利な「文明の利器」

本来はビジネスマンが「時間との戦い」の為に持って居たもの。

それを「出来るだけ料金を安く」と各社が企業努力をした。

その起業努力は「家庭への普及」につながった。

そして「優しい家計への援助」ともなった。

それはそれで評価すべき事でもある。

しかし・・・・

「無料」は恐ろしい怪物に変化して行く。

例えば・・・

百貨店の地下で「試食コーナー」ってものがある。

もし、お暇と「恥」を知らない方にお試し頂きたい。

30分間各コーナーをさ迷って「試食」を続ける。

簡単に「昼食完了」になるであろう？

ちなみに、ワタシは「東京」にて試しにやって見た事がある。

これは「無料」と言う怪物が起こしたもの。

「モラルの侵食現象」である。

ワタシはブログにて何度も「適正価格」に付いてお話させて頂いた。
「適正価格」があるのは「モラル」があるから。
「モラル」があるから「経済の流れ」が確立出来る。

「価格破壊」「0円登録」

日本人はそんなつまらないキャッチコピーに揺るがされる。
しかし「モラルの切り売り」をしてるに過ぎないのでは？
振り返った時に、必ず「裏切りの結果」が出る。
「あれ・・・無料って何処まで？」

そんな事を考えると・・・・・

本件は、日本人がもっと考えなければならない事だと思う。
そして、親がもっと「子供の携帯の使い方」を管理しなければならないと思う。

しかし、それは無理かも知れない。本件は一言にまとめてしまえばこんな感じ。

「親の背中を子供が見て行動した」

それだけの話なのである。

これから日本人は「モラル」を買い戻ししなければいけない。