世間に「甘えるな！」とビンタした森山直太朗の歌だと思う

森山直太朗、ネットで話題の新曲に「賛否両論あってしかるべき」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080815-00000005-oric-ent
(8月18日6時30分配信 オリコン)


この歌を何度か聞かせて頂いた。純粋に「良い歌詞」だと評価したい。

もしもこのブログを見て、文句があれば幾らでも書き込んで頂きたい。
但し「責任をもって」メールアドレスやHP-URLを添えて書いて欲しい。
何故なら、この歌を非難する人間は「責任無い人間」と解して居るからだ。

責任が無いから責任を持って生きない。
責任を持って生きないから無碍に殺人まがいを行う。

あまつさえ人を傷つける事を平気で行える。
そんな「薄っぺらい偽善者の意見」だけは勘弁して頂きたいからである。


まず、この歌詞が一番見易かった場所を紹介する。

http://www.naotaro.com/special/ikite_ly.asp


ここで歌われている「三ヶ月」ってものはすこぶる重い。

古くから日本では「人の噂も75日」って言葉があるだろう。
今はむしろ軽くなりすぎて「たった一週間」の話が多い。

一番近い話からすれば「山本モナの不倫」がそうだろう。
騒ぐだけ騒いで、収入の源となる「テレビ出演」を断ち切らせた。
しかし、誰一人として今は追従しないだろう。

「お前等は鬼退治をヒステリックにやって何が面白いのだ？」
あの時につくづくそう思った。

更に、故・赤塚不二夫さんを延々と語る人間がどれだけ居る？
その場限りで流行の様に口を挟む人間に、この歌詞は非難出来ない。


そもそも「生きる」事を題材にした歌は数々あった。

中でも「本当に生きる事」を問うたワタシの好きな歌詞がある。
甲斐バンドの「HERO」である。

「生きるって事は一夜限りのワンナイトショー」

この言葉の意味は、取り方によっては刹那的かも知れない。
それは「明日死んでしまうかも知れないが」の表現なのであるから。

だから森山さんの「小さく死ぬ」の言葉の裏側を考えれば良いのだ。
「一生懸命生きれば孤独に死ぬ必要なんか無いよ」
そんな言葉が聞こえて来るのはワタシだけだろうか。

「HERO」では「悔いなく大きく生きる」事を歌った。
しかし、この時代にそんな事を言っても「希望が無いだろう」と言われる。

「生きていることが辛いなら」では「孤独の死を選択するな」と聞こえる。
それが今の時代に相応しいメッセージと考えるのだ。


だから、無碍にこの歌を非難するもんじゃない。

言葉尻ばかり捕らえて非難する事を「ストレス解消」でやってはならない。
それが何時の日にか、自分に巡り巡って襲って来るのだ。
「因果応報」って言葉の通りになるだけなのだ。

更に重い事を書かせて頂けば・・・
「家族が生きる為」に「死をもって金に換えなければいけない」人も居るのだ。

そう「生きるのが辛い」ではない。「生きていては借金が払えない」のだ。
ワタシもそんな方々を数々見て来た。「明日は我が身」と考える。

現在、人でなしから受けた「連帯債務」に苦しみ悩む毎日。　確かに生きる事は辛い。
自己破産をして「人でなしで生きる」なら「命をお金に換える」のが責任だと思う。

ワタシもひと頃「いじめ」にあった。
その頃「死にたい」と何度も思った記憶が残る。
しかし、今よりずっとマシだ。自分の為だけに生きられたのだから。

「自分に返らないお金」を振り込む為に、稼いで生きる今。
世の中に対し「正しく生きる為」に、ひたすら押付けられた借金を返す。
世の中に対し「迷惑をかけない」ように、責任だけで一生懸命稼ぐ。

今の辛さより、遥かに昔辛さの方がマシだった。
だから「人にとやかく言われる悩み」なんか屁でも無いと思うのだ。
借金の事で気が狂う毎日を過ごす事と比べれば、そんなのは辛くもなんとも無いのだ。

・・・・ちょっと妙な展開で、妙な話になった事をお詫びする。


最後に大きな声で叫ばせて頂く。

「生きていることが辛いなら」は、昨今稀に見る名曲である。


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