靖国神社を「戦没者供養寺」と解釈するべきではないのか？

＜靖国参拝＞１５万２０００人祈りささげる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080815-00000102-mai-soci
(8月15日20時2分配信 毎日新聞)


お盆休みには「墓参り」をするのが世の倣いだった日本。

しかし「サマーバケーション」になって、かつての盆休みではなくなった。


予め申し上げて置くが、ワタシは「サヨク」でも「ウヨク」でも無い。

しかし、靖国神社に対して政治家が参拝する事は当たり前だと思う人間である。

その理由は、すこぶる単純なのである。
国会議員と言う公的な立場の人間が「戦死者を弔い憲法第9条を守る」
これはごく当たり前の事だと考えて来たからである。


世の中では「憲法第9条」だけが一人歩きしている。

「もう二度とこんな事を繰り返してはいけない」
そんな意見にワタシも確かに同調する。

しかし「戦死者を弔う」と言う場所や機会は何処にあるのだろう。
そんな事を踏まえて「靖国神社」は「戦没者供養寺」の解釈に至ったのだ。

大体、葬儀自体「神道」で行う場合があるだろう。
それを考えると「戦没者供養寺」と言う解釈は決して間違って居ないと思う。

お寺では、荼毘に付された故人に「戒名」により仏様になる。
神道は「戒名」ではなく「そのまま神様になる」だけだろう。


ならば、沢山の神様が祀られる神社の存在は「供養寺」ではないのだろうか。

それを、何の得があって反対し、揶揄する必要があるのかがわからない。
戦争で命を落とした方々には、何の罪も無いのだ。

だから「国民を代表した国会議員」が参拝する事は、むしろ当たり前にならないか。
政治的背景なんかどうでも良いのだ。
思想的背景に惑わされる事は全く無いのだ。

国の論議をする人間が「戦争で落とした尊い命を弔う事」に何の問題があるだろう。
各家庭に行けない代わりに「靖国神社」を利用させて頂くのだ。
単純にそれだけの話なのだ。


だから「先祖の墓参り」をやらなくなった多くの日本人が居ると思う。
だから「先人に敬意を表する事」が出来なくなったのだと思う。

戦争体験等を、お化けの話でも聞くように疎む多くの輩。
先祖の墓参りを拒否し、海外旅行に耽る馬鹿な輩。

そのくせ「韓国はどうだ」「中国はどうだ」と「仮想戦争三昧」の輩。
全く矛盾この上無い我が国の姿を残念に思う日でもあるのだ。


だから、これだけは強く言いたい。

靖国神社参拝の何処が悪いのですか。
単純な理由で「参拝すべき」と願う事は間違いですか。

憲法第9条を偉そうに語る暇があれば、考える事ではないだろうか。


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