味の素が伊藤ハムと提携に思い出したことわざ「餅は餅屋」

「丸投げの国営株式会社」日本たばこ産業が、世の中の憂鬱を沢山作ってくれた。

しかし、やっと“まともな企業”の「相乗効果企画」にほっと胸をなでおろした。


味の素が伊藤ハムと提携、食肉など原料を安定調達
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000369-reu-bus_all
(5月30日17時27分配信 ロイター)


この記事は「原材料生産から加工供給まで」の提携である。

つまり「何処の馬の骨とも判らない肉」を使わないとの宣言であろう。

消費者が不安にさせられた「食の安全」を本格的に追及する事でもあろう。

お互いに看板を持って居るので、下手な事は出来ない。


簡単に出来そうな事だが、決断をするには時間が必要だったと思う。

もしもどちらかが「違反行為」を行えば「共倒れ」が起きるからである。


資本関係に及ぶ事のコメント「現時点ではない」の話につまらんコメントが付いていた。

当然、お互いの信用と利益状況を見てからなので、それは当たり前と考える。

もしも資本関係になるのなら「味の素グループ・伊藤ハム」になるのだろうから。

まだまだ「他人の会社」なのだから、一歩身を引いた形は当たり前であろう。

それにしても、このニュースに関してのコメントの稚拙さには驚いた。

コメントに関して評価を書けば「匿名コメント」で一杯になるかも知れない。

それゆえにあえて書かないが、十分に笑わせて頂いた事は確かだ。


話は元に戻って・・・

最近は「運送費」に関してもコストダウンを考えなければいけなくなった。

もう既に両社では行って居るかも知れないが「運送便の往復使用」も提携ならでは。

味の素で「畜産飼料」の配送を行った帰りの便に「成果商品」を積荷する。

ウイング保冷車を有効利用すれば、十分に可能である。

もしも「とさつ」前の輸送なら、尚有効利用は可能である。


「品質管理の強化」も重点に上げられて居た。

単独の会社で管理する肉と、二社に渡って管理する肉はどちらが安全か？

それは言うまでも無くお判りかと思う。

全ての面で、消費者に対して「食の安全宣言」をするつもりなのであろう。


丸投げばかりの繰り返し。責任転嫁の要素を捜し続ける。

更に「コストダウンだけの為の製造工場移転」

そんな「国営株式会社ＪＴ」にそんな真似が出来るか？

無理だろう。絶対無理だろう。

心から頭を下げない会社だから仕方無い。



それゆえに・・・・・

「本当に安全だから、売上日本一の冷凍食品」

味の素には、是非これを目指して頑張って頂きたいものである。