ガソリン税などの道路特定財源から事業収入の大半を得ている国土交通省所管の財団法人「公共用地補償機構」(東京都)が2003~07年度の5年間に職員旅行の費用をほぼ“丸抱え”し、総額約2,080万円を支出していたことがわかった。(読売新聞より)
まあ・・・こんなもんなんです・・・
長年の間、色々と情報を頂いて来たワタシにとって、こんな話は「屁」とも感じません。
まだまだ潜む「言えない事」は沢山あります。
例え言ったとしても「こんな世間を知らない筈の田舎者が!」何て言われるのがオチ。
「悪口のブログ」にしかならないと思うので、講演活動でお話する程度にしています。
元々、日本の法人に「問題のある法人」がある事を問題にしない事自体がおかしい。
一般サラリーマンの方々のほとんどは「法人税を払って居る事業所」で給料を頂いている。
そんな方々が日本全国に埋め尽くされている。
そのせいか「税金を払っていない法人」の実態を意外に知らない。
財団法人のような「公益法人」
それが「収益事業が無い」とみなされている「税金を払っていない法人」なのである。
税金を払っていない法人が、税金を使って「丸抱え社内旅行」をする。
この実態を考えれば、もっと騒いでも良いのではないか?
報道機関は「ダブルの税金無駄遣い」と何故報道しないのだろうか?
やはりこれも「官僚から頭を押さえつけられて居る報道」だからであろう。
ここで・・・
非営利法人と呼ばれる「基本的に納税義務が無い」法人の代表例を挙げると
社団法人・・・・・・社会福祉協議会など(地元に密着している法人が多い)
財団法人・・・・・・住宅保証機構など(何となく怪しい法人が多い)
学校法人・・・・・・いわゆる「私学」です(これは当たり前だと思います)
宗教法人・・・・・・お寺や神社など(だから「坊主丸儲け」って言われます)
医療法人・・・・・・総合病院など(設備にお金がかかるので仕方ないかと)
社会福祉法人・・老人ホームなど(これはワタシがあまりにも詳しい部類)
こんな感じが概要である。
財団法人も「両極端」で、涙が出る程に素晴らしい活動をしている法人もある。
補足を付けさせて頂くので、決して「財団法人は悪い」と誤解をしないで頂きたい。
日本船舶振興会「日本財団」~福祉車輌の補助金交付を行って居る。
日本自転車振興会~これも上記同様の活動をしている。
個人名の財団もあり、奨学金制度の取り入れを行って居る。
元々の「財団法人の在り方」はこうなのである。
言わずと判ると思うが「学校法人」も「ボロ儲け」の構造は無い。
但し、ワタシの知る限りではあるが・・・
(学校法人の理事も務めているので)
ワタシが関与先としても在る「社会福祉法人」は、知る限りの事業所では「給料が安い」
それゆえに従業員の定着も難しいし、文句もたらたら言われる。
「納税義務が無い分充実した社会還元を!」
「無駄な予算は以ての外!」
そんな指針があり「法人税納付分」を社会に還元するのだ。
宗教法人は・・・何とも言えない
何しろ「お布施」は非課税なのだから・・・
それゆえ「新興宗教」ってもんに皆さんが走りがちなのであろう(笑)
まあ、ここまで書けばそろそろお解りになると思うが
「無理な拡大解釈をして」
「通常では在り得ない業務を主とした」
「天下り先にもってこい」
そんな非営利法人を認可するから間違いが始まるのである。
まして
「潜んでいる法人だから誰も知らない」
「世の中に害を与えない」
「監督省庁より監査を受けたとしても“仲間”」
その様は・・・
「おぬしも悪よのう」と会話する「悪代官」そのものである。
それは「知らない国民」が悪い部分もある。
余りにも政治に無頓着で「隠れた税金支出部分」を見ないからである。
それよりも「政治家の功罪」も大きい。
「知って居ても報告しない頭の良い政治家」と「全く勉強しない政治家」が居るから。
ワタシの知り合いの政治家は「知りすぎて」潰され損ねている。
言い過ぎてしまうが・・・
そんな政治家を輩出する「愚鈍な国民」も悪いのである。
「自分さえ良ければ良い」そんな風潮が悪いのである。
「天に向かって唾をはく」自分の姿が見えないのである。
この件に関しては、ワタシが普段から疑問に感じている一番の事。
又改めて書かせて頂こうと思う。
まあ・・・誰も見て居ないだろうし・・・
「孤独の叫び」って事でいいか
事務所での昼食を済まして、午後の仕事に取り掛かるか・・・
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