モザイク処理が不十分な成人向けのアダルトＤＶＤを流通させたなどとして、警視庁保安課は１日午前、会員制の自主審査機関「日本ビデオ倫理協会」（ビデ倫、東京都中央区）の審査部統括部長とビデ倫理事で都内のＤＶＤ制作会社「ｈ・ｍ・Ｐ」社長ら計５人を、わいせつ図画販売・頒布と販売ほう助容疑で逮捕した。(毎日新聞より)
こんな記事を見た。
元々、こんな取締りをやらなくてはいけない事自体間違っていないか？
指す場所を間違えていないか？
そんな「猥褻はいかん！」と取締を行う、警察の方にモノ申したい。
コンビニエンスストアで、本屋さんで、白昼堂々売って居る「裸の写真」の存在はどうなるの？
あれは「18歳未満に対する猥褻書籍」では無いの？
インターネットで通常に見れる「無修正」って奴の存在はどうなるの？
薄消しモザイクなんて可愛い方じゃないのかな？
ワタシが「性」に目覚めた頃の環境は、エロ本を買うのが大変な時代であった。
何しろ・・・・・・
「スポーツ新聞」に掲載されている写真
「週間プレイボーイ」等の写真
「GORO」の水着写真
すこぶる新鮮な頃であった。
いわゆる「ビニ本」が出た頃。
真夜中に100円玉を持って自動販売機に行った。
「お兄ちゃんに頼まれた」と嘘をつき「平凡パンチ」を買った。
世の中の認識が例え変わったとしても・・・・・・
十代始めのワタシたちとして「プレイボーイ」「平凡パンチ」「GORO」は十分に「猥褻な本」であった。
それを考えると、コンビニの書棚は「猥褻の宝庫」である。
映画もまた同じで、余りにも緩過ぎてしまっていると思う。
昔の「日活ロマンポルノ」は「演技中心」であった記憶がある。
わざわざ電車賃をかけて、スーツを羽織り、ネクタイをして「さもサラリーマン」を装った。
「大人一枚」と言わなくて良い事まで言って「日活ロマンポルノ」「大映映画」を見に行った。
宇能さんの「看護婦シリーズ」とかが好きで「映画の友」でチェックして見に行った。
今のAVみたいに「本番撮り」ではなかったが、十分に「ごちそうさま」であった。
お互いの局部に前張りをして、さも行為を行っている様に見せる・・・巧の技であったと思う。
だから普通のドラマに出ても普通の演技が出来た。
しかし・・・今のAVってモノはどうだ？
入れポン出しポンで「本番当たり前」演技力に至っては皆無に等しい。
悪いとは言わない。ワタシも何度も見ているから。しかも嫌いじゃないから。
でも「ロマンポルノ」と比べると「見た後の空しさ」が残る。
本番で行っているって事は「女性って演技で行為が出来るんだ」って考えてしまうから。
かつての恋人や、かつての女房もそうだったのかな？と余計な考えも含めて・・・
警察とのいたちごっこを考えると・・・
「何が一番悪かったのか」それは単純。昔の方々も言っている事がある。
「赤線・青線の廃止」 それだけである。
人間は欲望があり、それを処理しないと生きて行けない。
老人福祉施設関連での体験であるが・・・
「うちのお父さんが変に暴れて困る時がある」との相談を受けた時があった。
本人とヒアリングさせてもらった。
本人のヒアリングと言っても、あまりお喋りが出来ない方だったので、少しづつゆっくりと会談した。
更に周辺からの情報を基にしてひとつの結論を出した。
「抜かせなければいけない！」
決して不真面目な話ではない。
- 当事者の状況 -
周期的に「性的欲望の爆発」が襲って来る
↓
妙にモラルのかたまり（真面目な堅物）だから周囲の人間を襲わない
↓
体と言葉があまり自由ではなくどうして良いかわからない
↓
その意識だけが先走り暴力行為に及んでしまう
当然家族の理解を求めてから「周期が訪れそうな時期」を見計らった。
そして、車椅子で「それなりの場所」へ連れて行ったら、暴力行為が無くなった。
十代の少女が「ウリ」と言う名での「アルバイト」で売春行為をする。
「お金の為」と割り切って、10日間アルバイトしても貰えるお金を「AV出演」の形をもって稼ぐ。
取締る方も大変だと思うが、よく考えてみればわかる事。
「赤線・青線があった頃、今のような性犯罪がたくさんありましたか？」
「その頃に、年端も行かない少女が体を売っていましたか？」
買い受ける方も「この娘はまだ」とストップをかけていた時代だったと思う。
くだらない取締りはもう止めよう！
ちゃんとした「性犯罪防止」と「正当な性処理場使用」を指導すべきではないのかと考える。
営業行為と認めれば、全て良い方向に向かうのであるから・・・
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