国営株式会社ＪＴ だから出来る「食品事業40億円の贅沢赤字」

普通の会社にお勤めの方ならお判りになると思うが・・・

「部門で40億円赤字」を出したらどうなる？

責任者は最早「左遷」では済まないであろう！　株主だってカンカンに怒る筈。

しかし怒ったのは「製品を食した国民」だけ。

日本たばこ産業ならではの「非常に微笑ましい話題」である。


・・・ん～　何て嫌味なワタシだろう？


＜ＪＴ＞食品事業４０億円赤字　ギョーザ事件で冷凍食品離れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080501-00000086-mai-bus_all
(5月1日19時53分配信 毎日新聞)


先ず、ご存知の方が多いと思うが、2007年9月30日現在の株主をご紹介する。

財務大臣 50.02%
日本マスタートラスト信託銀行（信託口） 2.46%
日本トラスティ・サービス信託銀行（信託口） 1.85%
ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 1.51%
みずほ銀行 1.35%


タイトルに紹介させて頂いた通りの「国営会社」なのである。

更に、今回の「冷凍餃子事件」は「中国の国営会社」である。

つまり「国営会社同志の取引」の結果、悲劇が起きたのである。


財務大臣が社長を務める訳が無いので「雇われ社長」が座る。

資本調達は「株主の金融機関」が行う。

それじゃ「社長の役割」って何なのか？それが「悲劇の原点」とワタシは考える。


ニュースでは「素人が判り難い数字の説明」に終始している。

「中国が悪いから」「食の安全が保証されない」

責任回避も甚だしい！


挙句の果てに「何だと！」と怒りたくなる話まで書いてある。

外部委託していた冷凍食品の生産の一部を加ト吉の工場に移管することなどで、「自社で（品質管理に）責任を持って作る体制」にし、信頼回復を図るという。


つまり、こう言う事なのか？

「丸投げは中国相手で失敗したから、日本人に丸投げする。」


元々が「公務員同様」の体質の会社なのである。

だから、昔に戻って「塩と煙草」だけを売れば良いではないか？

多分「加ト吉」は、二度と「ミートホープ事件」に懲りて悪さはしないだろう。


・・・そうだった。

「加ト吉」も「問題アリ」の会社であった・・・


天下の日本たばこ産業様は、こんな無名な経営コンサルタントを相手にしないだろう。

だからまた「タカをくくって」嫌味を立て続けに書いてしまったワタシ。

そんな事だから、仕事が来ないのだ。　（ん～　カナシイかな）


まあ、今夜の夕食にでも「冷凍食品」を食べて考えてみよう。

1970年から38年間に渡っての「ロングセラー冷凍食品」マルシンハンバーグを！

何時も安心して食べられる「商品の有難さ」に感謝して。