忍者ブログ
izaブログで名を売らせて頂いた原点の「戯言」が書いてある「過去帳」です。 忘れたくない原点ですので、更新はしませんが、削除もしないスレッドです。
[130] [129] [128] [127] [126] [125] [124] [123] [122] [121] [119]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

商品にクレームをつけメーカーからの「お詫び」をちゃっかり頂く輩が多い話をよく聞く。

しかし、これはなんでも「便乗」の二文字しか見えない。

「被害者」を語れば何でも許される。

そんな気質が、日本全体に充満している証なのであろうか?

それが、こんな事件を生んだ可能性は無いか?


京都駅発火物事件、46歳会社員を恐喝未遂容疑で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000034-yom-soci
(5月5日22時5分配信 読売新聞)


何かおかしい。本当におかしい。


「自分も(尼崎脱線事故の)被害者だが、共犯者になりたくないから話した」


一体、何を言いたかったのだろうか?

一体、何を考えて共犯者になりたくない等と言えるのだ?

手伝った時点で貴方は「共犯者」ではないか?


電話をする前にしなければならない事はたった一つ。

罪の減刑にもつながる「自首」と言う言葉を知らないのか?



言い方は悪いが「被害者は何をしても良い」との風潮は今回が始まりではない。


「モンスター・ペアレント」って方々がいらっしゃる。

この方達こそ「被害者」を語り、世の中を狂わす人種に他ならないと考える。

それゆえに「被害者」ってものが本来の「弱いものの姿」だけでは無くなる。

あまつさえ「商品ラベル」よろしく「取引材料」に堕ちてしまった?


確かに尼崎脱線事故は、悲惨極まる事故であった。

「お前達、本当に被害者を考えて居るのか?」

そんな事を考えてしまう程、アフターフォローに欠けるモノを感じる。

しかし、それを「クレーム材料」にすると言うのは如何なものだろう?

単に「お亡くなりになった方々への冒涜」以外の何物でも無いであろう。



局面を変えて考えてみたい。

何故、こんな事が起きてしまうのか?

それは「クレーマー」が、社会的に許された立場になったからではないか。

「お客様優先主義」は結構である。ワタシもその一人であるゆえ。

しかし「謝らなくても良い人」にまで頭を下げ過ぎるのではないか?


モンスタークレーマーを産んでしまった原因を考えて欲しい。

「常識の無い親」にいちいち付き合った結果であろう。

彼らが申し入れする「それ」は「だだっこ」に過ぎないモノが多い。

それは「自分は被害者」との意識の中での結果に過ぎないと考える。

ひらたく言ってしまえば、ここから「被害者の安売り」が始まった。


そう・・・・思い出した!

4/12にJ-Castニュースを見た時、開いた口が塞がらなくなった。
http://www.j-cast.com/2008/04/12018756.html

●子供と親の分、保育所で朝食を用意して欲しい
●会社に遅刻するからオムツ替えは保育所でやって
●水筒に名前入れると「ネットオークションに出せなくなった。弁償して」
●夜遅くまで起きているのは、保育所のせい
●ケガしたら弁護士に相談
●母親の精神不安定、「保育所側のせい」

その結果が、下手すると「給食費未払」を起こすだけなのだろう。



もうひとつあった。 「クレーマーは伝統行事を殺す!」

岩手県奥州市の黒石寺で行われる1,000年以上の歴史を持つ「蘇民祭」

その「クライマックス」が問題になり、警察まで出た話。

これは「日本人の心の狭さ」が浮き彫りになっただけの話である。


本件を「ただの脅迫事件」と捕らえてはいけない。

そう思うのはワタシだけであろうか?


クレームを申し入れるのに問題があるのではない。

問題は・・・

「レベルが低い申し入れ」ばかりが多すぎる。

それゆえ「本当の叫び」が見えなくなる事である。


多分・・・

多くの日本人は「オオカミと少年」の物語を忘れて居るだけなのであろう。


世の中全体で「オオカミが出たよ!」と毎日大騒ぎしている。

どさくさに紛れたオオカミ達は、笑いながら被害者側に回る。

狂気に叫ぶ声を後押しして、何処かへ消えてしまう。

だから、本物のオオカミが捕まる訳が無いのである。


もう一度「童話」でも読んで頂けば良いだけなのである。

そうすれば「無駄な謝罪会見」なんか要らなくなるのである。

拍手[1回]

PR

コメント
はじめまして
被害者のふりをした加害者が増えていると感じます。
一番害を被るのは、本当の被害者であるとも。

接客業に就いていますが、やられた!と思う事が多々あります。
わざと従業員に注意されるような常識はずれの行動をとって、お客に向かって何事だ!!とクレームをつけて代金を払わなかったり…。
脅迫まがいなことも日常茶飯事ですが、大きな施設等の店舗だと、警察沙汰にしないのが暗黙のルールで。
普通の善良なお客様、そして弱い立場の従業員が被害を受けるのが実情です。

マスコミはクレーマーの味方のように思えます。
クレーマーに困らされて、直接または間接的に被害を受ける人のほうが、圧倒的多数なのに。
【2008/05/06 17:25】 NAME[むう] WEBLINK[] EDIT[]
コメント有難う御座います
最近は「羊の皮を被ったオオカミ」ではなく「オオカミの皮を被った上に羊の皮を被る羊」と言う、ややこしい輩が増えている悩みを多く伺います。
ワタシの顧問先から聞く現状に、現場に出て対応させて頂く事もしばしばであります。
特に接客業は大変だと「現場対応」を見本として行わせて頂き、実感して居ります。

>わざと従業員に注意されるような常識はずれの行動をとって

これもよくあるケースですね。
所詮相手は「人間」です。「感情」が「勘定」に変化するものです。

右袖上にホームページとアクセス出来る様になって居りますので、もしもお困りになったら、メールでも下さい。
お待ちして居ります。
【2008/05/06 17:36】
食品業界も・・・
「クレーム」との戦いであります。

確かに「ミートホープ」「船場吉兆」などなど
言語道断ではありますが・・・

目を凝らさねば解らない様な小さな異物
(たいがいは、野菜の皮だったりする)も
すべてクレーム・・・そのたびに営業担当者は
走り回らねばならないのです。

ひと昔前は、もっと大らかだったように思います。
もちろん「衛生第一」ではありますが
何かにつけて「神経質」すぎるような・・・
【2008/05/05 23:49】 NAME[くじらいだー@] WEBLINK[URL] EDIT[]
悲しい現実ですね・・・・・
>目を凝らさねば解らない様な小さな異物(たいがいは、野菜の皮だったりする)
>何かにつけて「神経質」すぎるような・・・

わかります・・・痛い程に・・・
食品業界は「モノを知らなさ過ぎる方々からのクレーム」
そんな件にたじろいだ例も聞いております。

いびつな形の黒豆⇒「ゴキブリが死んで入って居た」
白米の中に煮え切らない黒い古米の混入⇒「小さい砂利が入ってる」

・・・数えればキリがありません

「嘘だろう?」「シャレにならん!」
お客さんに書いて頂いている「業務日報」の中での「ひやりはっと報告」で見た事があります。
それを「まともに会議する」無駄な時間もあります。

本当に大変だと思います。
【2008/05/06 00:03】


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
ゆさこをゐちはこんな奴
HN:
ゆさこをゐち
性別:
男性
職業:
発展途上企業応援団長
趣味:
作詞・作曲
自己紹介:
田舎では珍しい「企業の何でも屋」です。
サラリーマンの方でも結構です。何でもご相談を!
もうひとつのブログです
「ありがとう!」コメント
[07/16 とうりすがりのもの]
[05/23 くじらいだー@]
[03/22 匿名希望らしいです(>.<)]
[03/21 タバコ]
[03/14 匿名希望らしいです(>.<)]
最新トラックバック
感謝! ご来場回数
お天気情報
アクセス解析