高視聴率おめでとう！ 「ごくせん」は若者版「水戸黄門」or「われら青春」？

イマドキの「不良」と、ワタシの頃の不良。30年違うと偉く違うなと感じる「ごくせん」

仲間由紀恵が好きと言う事もあり、めでたさを込めて書かせて頂こうと思った。


＜ごくせん＞第2回も24.8%と高視聴率
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000023-maiall-ent
(4月28日21時12分配信 毎日新聞)


ワタシの頃の「不良」のお決まりのアイテムは・・・

「リーゼント」「長ラン」「ボンタン」「薄い鞄」「バイク」

暴走族に至っては「YAZAWA」のバスタオルと矢沢永吉の音楽は必須アイテム。

「なめんなよ」の「猫免許証」を本当の免許証の上に重ねた。

まあ・・・イマドキの「不良」と違ってチョッと垢抜けして居なかったと感じる。


高校時代、ワタシの家は「駅から歩いて30秒」だった。

通学する時間あわせの為か「不良の巣窟」と呼ばれ、多くの人間が集まった。

どちらかと言えば、ワタシの友人達よりも、二つ下の弟の友人が多かった。


我が家でリーゼントを整え、煙草を吸って「戦闘態勢」とばかり電車に乗る。

帰りも帰りで「麻雀」「宴会」はしばしば。


しかし・・・

ワタシが停学中の時「煙草を吸いながら麻雀大会」の折、先生が来た！

「まあ、外で悪さして居る訳じゃないから百歩譲るよ。」

「その代わり、俺は見てなかった事にするから、誰にも言うなよ。」

「だから、直ちに解散だ！わかったか！」

そんな事を言われ、渋々友人が帰って行った時もあった。

ギチギチに締められまくる、現在の教育環境とは異なっていた。

在りし日の夢の世界だったのかな？　そんな風に思い返す。


「ごくせん」は、ワタシが酔った「青春ドラマ」と何処も変わりない。

普通ではない高校生と、熱血教師の会話。

「われら青春」と照らし合わせてみる。

新米教師沖田俊（中村雅俊）⇒山口久美子（仲間由紀恵）

江川俊介教頭（穂積隆信）⇒猿渡五郎教頭（生瀬勝久）

杉田良策校長（有島一郎）⇒赤城遼子理事長（江波杏子）

生徒・山本大作（保積ペペ）他⇒ジャニース関係の皆さん

キャスティングこそ違え、ドラマを盛り立てるキャラクターはほぼ同様である。

ただ「オチ」が違う！

「われら青春」は「夕日に向かって走る」のがお決まり。

しかし「ごくせん」は「印籠」よろしく「やっちゃんの姿」で終わる。

あれ・・・？

人を「成敗」しなければ「暴れん坊将軍」「破れ奉行」でもあるのかな？

まあ・・・いいか。

いずれにせよ「仲間」ってモノを訴える番組である「ごくせん」

高視聴率はすこぶる喜ばしい事ではないか？

まして、感受性に富んでいる十代の若者や、学校の先生が見て居れば。

いや・・・違うかも知れない・・・

結構、ワタシの様な任侠世代の人間しか見ていないのかな？


ならば・・・

どうせなら「学校教育」の一環として見て頂きたいと思う。

表現方法は確かに間違っている部分があるかも知れない。

こんなに上手くは行かないのが現実かも知れない。

でも「きっかけ」ってモノは絶対に必要であるから。

また熱く語ってしまった・・・