多すぎる「コンビニ」と「フランチャイズ」を見直す時代の到来か？

ａｍ／ｐｍの売却は難航も、価格やＦＣの調整などがカギ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000038-reu-bus_all
(9月11日15時17分配信 ロイター)


「コンビニエンスストアが多い」と最近考える人が多くなったと思う。

「フランチャイズ飲食店」に「外食の魅力」を感じない人が多くなったと思う。

それは「増えすぎ」が及ぼした考えなのだろうか。
ワタシは「個性の無さ」と「胴元の儲け主義」が起こした現象と考える。


まあ、何の事は無いだろう。

「現場に下りて消費者目線で商品構成をする」
そんな事が出来なくなった「胴元」が余りにも多くなったと言う事だろう。

「フランチャイズで一儲けしてやれ」

そんな考えが先走って「商い」が出来なくなった証拠ではないかと思うのだ。



昔から「商いは牛のよだれの如し」と言われている。

昔から「飽きないから商いを続ける」と言われている。

現在のコンビニエンスストアに見る「提案型商品」は決して「商い」では無い。
「こんなのが流行ってます」とCMして販売する形は「押し売り」に過ぎない。

当然「押し売り」されたものを、もう一度買う気は起きないだろう。
それが「コンビニエンスストア」の飽和状態にもつながって居ると思うのだ。


ワタシは業務でも「コンビニ」は縁浅からぬものがある。

様々なフランチャイズ傘下の顧問先があるからである。

そこで「新商品」と言うものに、よくお目にかかる。
「なんじゃこりゃ？」ってものもあれば「ん～」と唸るものもある。

しかし残念ながら「気に入った」と思ってもサイクルが短いものが多い。
最近のコンビニ商品は「商い」ではなく「飽きる」ものが多いのである。
まあ、消費者層が判断した結果が「売れない」事になるから仕方無い。


でも「ロングセラーを作れない」事にも問題がある。

「何故カップヌードルが同じカタチで売れ続けるのか」
それを考えると、実に難しい様で簡単な結果になる。

「一生懸命に時間をかけた商品開発をした結果」ではないかと思うのだ。
つまり「消費者目線」を大切にした結果の製品だと思うのだ。


更に「妙なコストダウン」をしない事にもあると思う。

「この商品から如何にして儲けよう」
そんな考えは、直ぐに消費者に伝わってしまうのだ。

それが「不味さ」に結びつき「質の低下」になってしまうのだ。


だから「俺も儲けよう」って考えで始めたコンビニなんか、良くなる訳が無いのだ。

現在の消費者も決して馬鹿ではない。
「あからさまな儲け主義の商品」は排除される。

即ち「あからさまに儲け主義の店」が利用されないだけだと思うのだ。


だから「フランチャイズの胴元」は、思考を変える必要がある時期に来たと思うのだ。



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