解散「わたしが決める」？ 吉田茂さんの孫はひと味違うな！

麻生首相、解散「わたしが決める」＝内閣交代改めて陳謝・代表質問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000116-jij-pol
(10月1日16時1分配信 時事通信)


ここまで腹をくくった首相の演説は痛快だ。

正直な話、ワタシもここまでは期待して居なかった。
しかし「やってくれるじゃないの！」と小躍りしてしまった。


以前ブログに「お爺さんを見習って・バカヤロー解散」と書いた。

まさに今日の表現は、その序章であり、不謹慎な言葉さえ叫びたくなる。

※参考：過去ブログ
[麻生さん！お爺さんを真似て「バカヤロー解散」をして下さい]
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/304/



そんな意味で・・・・・

「いよ～！待ってました　麻生屋！」

笑いながらテレビに向かって叫んだのは、ワタシだけだろうか。


お爺さんは「社会党・西村議員」を相手の立ち回り。
麻生さんは「民主党党首・小沢氏」であるので、相手にとっても不足は無いだろう。

差別擁護や、ちまちました誹謗中傷で言葉を自主規制する現在。
それを考えると、今回の発言は「バカヤロー以上」かとさえ思うのだ。


日本のことわざで「窮鼠猫を噛む」ってものがある。

現在、麻生さんが行って居る「国政の仕切り」を振り返る。
そして、福田さんが行った「仕切り方」と比較してみる。

麻生さんも福田さんも「追い詰められた鼠」には変わりはしない。
更にお二人とも「政治家家族」である。


「親の背中を見て子は育つ」とよく言われて居るが「納得」なのだ。

ワタシは、吉田茂さんが日本を指揮して居た頃の時代を知らない。
しかし、福田赳夫さんの総理大臣としての存在は判る。
「とりあえず総理大臣」のイメージが矢鱈強かったからだ。


昭和51年当時71歳の就任は、余りにも高齢過ぎて「功労総理」の感じだった。

更に「2年で大平さんにつなぐ」と言う、虎視眈々ぶりは疑問だった。
まあ、ひらたく言えば「魅力の欠片も無い」総理大臣だった。
その子供の姿は、現在も記憶に新しいと思う。


そんな意味で比較すれば・・・・・

麻生さんは「良い意味」福田さんは「悪い意味」と解釈出来る。

そして「猫の噛み方」も全く異なると思わないであろうか。


短命政権である事は承知の上で「何が出来るか」を考えての麻生さん。
短命政権を「何だこの野郎」と、逆ギレで吹き飛ばした福田さん。


それを考えると・・・・・

麻生さんは、国会解散時の台詞を決めて居るかも知れない。


「黙って俺について来い！」


全く以って根拠の無い自信から来る事は十分に承知している。
しかし「言葉に出す」事で「信頼してやるか」になるだろう。


それゆえ、ある意味、麻生政権は「見事なキャスティング」かも知れない。
「何だバカヤロー」の中山さんも含めて。


だから、麻生政権をこれからワクワクしながら見つめて行きたいと思う。



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