(財)省エネルギーセンターの意味がわからない

ガソリン高、節約運転で乗り切れ＝乗用車に「エコドライブ講習」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000066-jij-pol
(7月26日17時0分配信 時事通信)


昨日に続き、同じネタで掛けさせて頂きたいと思う。
何故なら、早速外郭団体を嘆いてみたいと思ったからである。

それでは「廃止してくれ！外郭団体」第一弾を開始してみたいと思う。

先ず、(財)省エネルギーセンターのホームページを開いてみた。
※参考　http://www.eccj.or.jp/index.html


こちらの活動内容を見て、唖然とする内容に遭遇した。

以下はホームページより援用する。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7. ESCO事業の国内普及活動
(4) ビル・および工場の無料診断サービス

特徴
●エネルギーの専門家を無料で派遣します
●運転設備管理者の立場で報告書を作成します
●識り得た個別情報は無断で使用しません(守秘義務の遵守)

無料診断は次のサービスを提供します
●管理体制作りのアドバイス
●エネルギー費削減管理に役立つ計測とデータの活用方法をアドバイスします
●設備上の問題点を見出し、経済性を考慮した改善策を提案します
●気付かない無駄を探し出し、対応方法をアドバイスします
●以上によるそれぞれのエネルギー費の削減額を予測します

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

疑問は数々起こる。

何故「無料診断」を行う必要があるのだろうか。
診断だけなら良い。ご丁寧に報告書まで作るとは何事だ。

「東京大学名誉教授」が会長なのだから、報酬をどの位払うかは考えられるだろう。

すると何か？ この団体は「税金を使った大学教授のタニマチ」なのか？
全くふざけるにも程がある。

まして「調査業務」を基本として居るのであろう。
更に「環境コンサルタント」であろう。
ならば、料金が発生してもおかしくないだろう。

年間にどの程度の依頼があるかはわからない。
それを何故「一部府負担」とせずに「無料」にする意味がわからない。

もしも需要があるのなら「教授への報酬」が発生する事になる。
せめてその半額を負担する事は必要だろう。


しかし「無料」にする理由は、むしろ「依頼」が無いからかも知れない。

ならば「税金を投げ捨てる様なタニマチ行為」は止めるべきだろう。
そう「年間この程度の依頼がありますよ」と予算を作る事自体が無駄だろう。

本当に必要なら「有料」が当たり前だろう。
お門違いもここまで来れば、笑う事さえ出来ない。

だから、この部門の行方は、当然ふたつしか無いだろう。
「部門撤廃」もしくは「有料化」である。

ここに配置される専属の職員が「忙しい業務」になる事は到底在り得ない。
そんな事を加味して考えてしまう。

少なくともこの部門の年間経費削減をすればどれだけ「税金支出」が減るか。
そう「5,000万円～8,000万円の削減」は裕に可能だろう。


第一弾の報告結果「5,000万円の税金支出削減」

さて、次回は何を嘆いてみよう。

そう、最終回まで幾ら税金支出が削減可能かが楽しみになるだけである。
本当に嫌味なワタシである。


◇記事に関して何でもご意見を下さい◇
[e-mail]

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【よかったらこちらもご覧下さい】　「ｉｚａ」での今日の独り言

何の為の公益法人なのか～社団法人「日米平和・文化交流協会」の存在意味を問う

「偉いキムタク」と「愚かな太田光」～太田光の脅迫事件を考える