「協力する日銀」に日本人が考えるべき事

3日連続で大量資金供給＝18日も2．5兆円－日銀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000106-jij-bus_all
(9月18日15時0分配信 時事通信)


財布から「なけなしの金」を精一杯叩いて供給した。


それは「良識ある日本人」の方々は理解して居ると思う。
しかし「愚かしきニホンジン」は理解不能であろうかと思う。

だから本日のお題とさせて頂いた。


「ニホンジン」は「日本銀行が金を出した」のニュースに妙なコメント付けをする。

「まだまだ日本は金が余っているじゃないか」
「値上げするならその金を廻せば良いのに」
「政治家が信用出来ない」

本当の意味を知らずに書き殴る、そんな数々のコメント。
言いたくないが、もしも近くに居たら殴ってやりたい気分だ。


今の日本に金があるからではないのだ。

今の状況で「ありったけの金」を廻してあげないと「世界が破綻」するのだ。


それでなくとも、アメリカは「無責任な放棄」を国民を挙げて行い続けて居る。

経済の崩落と言うモノに、少しでも歯止めをかけようと行った行為なのだ。


ただ、これから危惧される事がある。

日本銀行に金が無くなると言う事は「支援する資金」が無くなると言う事だ。
ひらたく言えば「企業に金が貸せなくなる」と言う事なのである。

金を貸せない金融機関が行う事は何かを考えれば良い。
「貸し渋り」か「貸し剥し」である。


そう簡単に「公定歩合を上げましょう」って訳にも行かない。

だから、世の中で一番簡単に起こり得る事を考えれば良い。
何度も何度もブログで書かせて頂いた「自己破産」のオンパレードである。

そんな事はあってはならない事なのだ。
だから「他人事」と言う感覚を、少しでも無くして行かなければならないと思う。
その感覚を少しでも「協力」と言う形にして傾ければ良いと思うのだ。


それは結構、簡単な事から始められるのだ。

そう「快楽を捨てる」と言う事なのだ。
遊びたいからと寸借し、恩知らずで返さない。
その一つひとつの積み重ねが「破綻」を作ると言う事を忘れてはならないのだ。

そう「見栄を捨てる」と言う事なのだ。
生活にさして必要も無い物を買い続けて借金を繰り返す。
その結末を「ケツまくり」で終わらない様にすれば良いのだ。


庶民が率先して行い「国家公務員の賞与」をストップする運動をすれば良いのだ。

「日本政府」と言う企業体は、賞与を払える程の金が無いのだ。

そうすれば、直ぐに何兆円もの資金は回収出来るのだ。


「払うから金が無くなる」

その事は、小さな子供だって判る筈である。
だから「国民一丸」となって、今の状況を打開する必要があるのだ。


ワタシの業務に「経営改善計画」と言うものがある。

依頼主に「刹那的」な物を感じた時は、残念ながらお断りする。
計画倒れになり、金融機関に「回収不能」を作らない事も「立派な協力」と思うからだ。



そうやって、一人ひとり頑張って行こうではないか！


孤独の叫びかも知れないが、今日もまた叫んでみたワタシである。


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