首相不出馬に考える「議員の定年制度」採用の必要性

首相不出馬の可能性も　次期衆院選　２４日にも態度表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080921-00000047-san-pol
(9月21日8時0分配信 産経新聞)


公務員には「定年制度」がある。

しかし議員には「定年制度」が無い。


スポーツ選手には「引退」と言う「自主判断の定年」がある。

「もう自分はスポーツ選手として活躍出来ない」
「これ以上現役にしがみついたら狼狽を繰り返す様だ」

自らの能力を、自ら判断し決断する「勇気ある行為」である。


現在の政治家はどうだ？

政治的判断が出来なくなってしまった「議員」の存在が、余りにも多い。
それはワタシが改めて言わずとも、誰もが感じている事ではないだろうか。


それをスポーツ選手に当てはめて考えれば簡単な事だと思う。

野球は「ホームランばかり打たれる投手は引退する」
政治は「過ちばかり繰り返す政治家は引退する」


そんな事を言うと、政治家の方々はこんな事を言うかも知れない。

「俺達に引退して安穏と暮らせと言うのか」


いや、そんな事を言って居る訳では無い。
スポーツ選手の引退後は、何をして暮らして居るのかを考えてみれば良い。
そう　「評論家」として活躍しているではないか。


政治家から「評論家」と言う立場になり、数々のバラエティに出て居る方が居る。
かつて国会を震わせた「爆弾代議士」浜田幸一氏の存在である。


今や「バラエティタレント」に近い政治家が沢山居るだろう。

だったらこの際、本格的に「元政治家のバラエティタレント」になれば良いのだ。
そして、テレビの中から「現在の政治」を指摘すれば良い事ではないだろうか。


「現役代議士」と「元代議士」の論争は「これからの政治のあり方」を創れる。

更に「政治の本質を理解出来なかった方々」に「本当の政治」を付与出来る。

そんな最高の状況を作れる事を考えられないのであろうか。


現役代議士だから「政治家のホンネ」が世間の非難を浴びる事になる。
それが「元代議士」となれば「この人は凄いな」と尊敬される。
評価が「天と地の差」になるのだ。


だから考えて頂きたいのだ。


現在の混迷した政局を救う意味でも「議員の定年」は考えるべきだと思うのだ。

そして「本当の政治事情」を「評論家」として国民に伝えて頂きたいと思うのだ。


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