ゆうこりんは「とりあえずビールはありえない」そうだ

7月猛暑効果が早くも息切れ　ビール業界に吹き始めた秋風
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000001-dol-bus_all
(8月29日9時0分配信 ダイヤモンド・オンライン)


最近のニュースは「広告支援型」が余りにも多い気がしてならない。

市場調査がどうのこうのと理屈をこねてから数字を出す。
従来の報道方法の中に「ひねり」が全く見られない。

むしろ「ひねり」ではなく「企業情報」を巻き込む。

「お前さん、この企業から金でも貰ってるのかい？」
そんな浅墓な手記に、ナントモな気持が襲って来るのだ。


ビールの消費量に関するニュースを振り返ると、基本は至って単純なのだ。

「甘い炭酸飲料」で育った若者が、突然「ホップの苦味の炭酸飲料」を飲む。
その時に「美味しい」と感じるであろうか。

遡る事30年前の高校時代、悪ガキ連中で飲んだビールは「苦い」だけの飲み物だった。
それを「大人の味」と解釈して無理して飲み続けた結果の「美味い」だったと思う。

元々「炭酸飲料」が嫌いなワタシは「外国ビール派」になる。
「日本ビール派」にとっては「邪道」と罵られるが、気にはしない。

米とホップが融合された「日本のビールの苦さ」
そして、コーラの様にきつい「日本のビールの炭酸の多さ」

それが嫌になった結果「エビス」「モルツ」以外の日本のビールを飲まない。
言い方は悪いが「コーラと何処も変わらないスーパードライ」は大嫌いだ。


ここで局面を変えて考えてみたい。

本来ビールってものは「外国モノ」である。
それを日本人が「米」を入れて、独特の日本の味にした。

更に「シュワシュワ感」と言う「余計なもの」を入れ始まった。
まして「甘い感覚」を追求して第二・第三のビールが生まれた事はお判りだろう。
つまり「飲み易さ」を求めて、どんどん質を落として行ったに過ぎないのだ。


ワタシにしてみれば、そんなものは健康に良いとは言い難い。

「缶チューハイ」の存在も、これと同じだろう。
そう、安くて美味い「ジュースの様なアルコール」なのである。

何のアルコールを使って、どんな香料と調味料を使っての表示を見れば良いだろう。
カクテルバーに行って飲んだ事の無い人間には、到底理解出来ない話だ。

全国チェーンの居酒屋で飲む「カクテルもどき」を喜ぶ世の中になってしまったのだ。
何が入って居るか明示されない「酎ハイもどき」を喜ぶ世の中になってしまったのだ。

そんなご時勢に「本物のビール」が受け入れられる訳が無いのである。


だから、こんなニュースには何時も考えてしまうのだ。

消費者が「安くて美味いもの」を求めるから悪いのだ。
それを「コストダウン」の名目で「食品添加物」でモドキ商品を作り供給する企業になる。
だから終いに「味覚音痴」になり、健康さえも損ねてしまうのだ。

実は、意外に単純な結論があったりする。

ワタシは「質の悪い日本酒」と思ったものには、氷を入れて飲むのだ。
今は「ペットボトルの烏龍茶」にさえ、氷を入れて飲む。

飲むうちに人間は感覚が麻痺し、結果的に「数量」になる。
だから、悪い成分を沢山吸収する必要が無くなるだけなのだ。

二日酔い防止にもなれば、健康にも良いので一挙両得になるのだ。
そんな事を考えながら、ビールを飲めば良いだけだと思うのだ。


後ろめたい気持があるから書けない。
そんな報道関係者をチョッと嘲笑しながら、書いてしまった意地悪なワタシである。


ああ、酒を飲みに行きたくなった。　ゆうこりんの様な女性を目の前にして。
誰か誘ってくれないかな？　土曜日だしネ。

でも「月末締め」と言う鬼が、ワタシを仕事に誘う。
そう「囚われの王子様」が今宵下界に下りる事は、夢になるだけなのだ。（涙）

ああ、魔法使いのお婆さん。
僕をお姫様の処へ連れて行ってくれないだろうか。


◇記事に関して何でもご意見を下さい◇
[e-mail]

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【よかったらこちらもご覧下さい】　「ｉｚａ」での今日の独り言

何やってんだ？相撲界！～今更「尿検査」の不思議を思う

ニュースに煽られるな！～「対馬は韓国の領土」って嘘くさい報道を笑う

「コメントルール」って何だろう？～izaの奇妙なブログのやり取りに「馬鹿だな」って思う

姫井議員と山本モナの「大きな違い」～くじらいだー＠さんのブログで誉められいい気になって書いてしまった愚かなワタシ